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5類引き下げ後のタクシー乗務員事情

 

おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています

 

おおいたツーリストの中村です

 

2023年7月25日(火)1428号

今日も宜しくお願いします

 

 

 

このブログでも

時々しか書いてない話題ですが

 

 

私は昨年1月から今年の6月まで

アルバイトで週末の夕方から夜まで

タクシードライバーをしてました

 

 

 

一回やってみたかったというのが

理由なんですが、コロナの5類引き下げで

急に本業の旅行が忙しくなり

 

 

というか、

 

 

見積の作成とか打ち合わせとか

旅行自体が増えたというより

今後忙しくなってきそうになって

 

 

 

だんだん追い付かなくなってきてる

という感覚もあり

 

 

無理を言ってシフトから

外してもらうように

お願いをしました

 

 

今のところ、また復帰できるよう

乗務員証は残してくれてるそうですが

予定はありません

 

 

 

今朝の地元紙の社会面でも

大きく取り上げられていましたが

 

 

県内のタクシードライバー不足が

深刻になっているようです

 

 

ようですというか、私の在籍時も

人手不足は顕著で

その穴埋め要員的な働き方でしたが

 

 

県内のドライバーは

2017年に2400人弱いたものの

昨年末時点で1766人と二割以上減少し

 

 

県内タクシー車両合計の1895台より少なく

各社は今採用に躍起になっています

 

 

私が在籍している会社では

入社するドライバーにではなく

紹介者に謝礼20万を出します!という

 

キャンペーンをやっているくらい

 

 

現在、県内の

タクシー運転手の平均年齢は

65歳だそうで高齢化による離職と

コロナ離職が更に追い打ちをかけ

 

 

旅客輸送が落ち込む中

好調な貨物輸送(トラック)に

移ったドライバーもいました

 

 

貨物も引き続きドライバー不足で

来年には2024年問題が控えてますので

事業者は何としても辞めてほしくない

 

 

なので、タクシーが忙しくなってきたから

といって戻ってくる人は少ないのです

 

 

 

私もわずかの期間ですが

タクシードライバーを経験して

分かったことがたくさんあります

 

 

やはり、新人ドライバーにとって

一番厄介なのが、行き先や道路が

分からず、叱責されること

 

「このルートでいいですか?」

「〇丁目のコンビニでいいですか?」

と、確認をするものの

違っていたという事もあります

 

 

配車室にナビゲートをお願いする事も

ありますが、多くの電話を捌いている中

そんなに頻繁にお願いもできません

 

 

大分はまだ配車アプリが

都市部のように充実してなくて

 

それに対応できない古い車も多いので

新人ドライバーが苦労します

 

 

配車場所、行き先、金額が

予めわかっていて、決済まで

済んでいるような状態なら

 

随分、ドライバーの負担も

軽減されるのではないかと思います

 

 

今月12日から、タクシーの

料金改定が行われたばかりですから

今後、車両の更新も進んでいくでしょう

 

 

 

すでにアメリカの一部の都市では

無人の自動運転のタクシーが

試験的に運用されていますし

 

 

これらの技術が進んでいくことにより

日本の人手不足も解消されていくのでは

ないでしょうか

 

 

そもそも

右と左も間違えませんし

酔って絡んだところで

無人ですから

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

 

 

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