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JR九州の課題 公共性と採算性

 

 

大分で貸切バスを使う旅行や送迎で

お得に手間なく予約されたいお客様の

お手伝いをしております

 

 

同時に

大分の観光情報や身近な話題

近の出来事で感じたことを

わたくし目線で書いております

 

 

おおいたツーリストの中村です

きょうも少しお付き合い下さい

 

 

 

2年前の福岡・大分豪雨で被災した

JR日田彦山線の沿線自治体と

JR九州の協議が物別れに終わったそう

 

 

沿線自治体とJRは、年度内に方向性を

出すことで一致していたにも関わらず

 

 

 

復旧工事は国の補助が見込める

「改正鉄道軌道整備法」を活用する

ことで合意したものの

 

 

運行再開後の費用負担を巡って対立

 

JRは年間1億6千万円の収支改善が

必要だと訴え財政支援を要請

 

自治体側は「筋が通らない」と反発

結局、物別れに

 

 

広瀬知事は

「一日も早く復旧しなければという気持ち

はみんな同じ」とコメントし、早期の決着を

期待した形になったという

 

 

 

 

 

 

う~ん、最近のJR・・・

 

 

 

 

 

この話に結び付けるのは

適当であるかどうかわかりませんが

 

 

 

大分市内の駅無人化についても

結果ありきのシナリオに沿って

粛々と進められている感じで

 

先日も、この駅無人化は障害者差別を

禁じた県の条例に反するとして

 

市内在住の駅利用者が無人化中止に向け

JR九州との調整役となるよう県に求めた

というニュースが出ていました

 

 

確かに、車椅子や視覚障害だけでなく

脳性まひなどの言語を発する時の障害を

持つ方々にとっては

 

「言葉を聞き取ってもらいにくく電話は苦手

事前予約は苦痛で、無人化は新たな社会的

障壁を生む」と訴えているのもうなずける

 

 

弁護士らは記者会見で

「署名活動などでJRに撤回を求めてきたが

中止する気配がない」と県に相談した経緯を説明

 

「経営状況を根拠に無人化するのは納得できず

従来通りの対応を求めるのは過重な負担では

ない」と主張している

 

 

また在来線の運転本数の間引きについても

 

今のところ、地域利用者の反対に耳を貸す

様子もないようですし・・・

 

 

 

ちっちゃな話かも知れませんが

この春のダイヤ改正で

 

 

大分ー東京や、大分ー名古屋の

往復割引切符も、3月末で販売を

終了してしまうって知ってました?

 

 

いつの間にか

博多4枚切符の販売が終わったように

静か~に、終わらせるんです

 

 

利用者にとって、お得な割引切符は

JRにとっておいしくない!

 

 

個人向けには「ネット予約」が

お得ですと、毎日バンバンCMを流し

旅行社を介さない方向を推進しています

 

 

これまで、どんぶりっぽかったJRが

急にそろばんをはじき始めた

すべてが、そんな印象です

 

あくまで私個人の感想ですけどね

 

 

そんな話を先日、ある市議さんと

話してたんですが、その方が

 

「JRというのは採算性を言う前に

国鉄から続く公共性を重んじて運営

するべき組織でなければ」と仰ってました

 

 

民間で株主も居る以上、企業価値も大事

それは理解します。ただそこにばかり

偏るのもいろんな不便が生ずる

 

 

窓口や改札の駅員さんなど、一人一人が

感じ良くて、サービスの面は満足なだけに

 

なんとなくですけど

 

顔の見えない経営陣の思惑に

JRへの不信感を感じる今日この頃です

 

 

 

 

 

それでは、今日はこれくらいで

 

 

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