ブログ

貧乏人感覚脱却とエンタメ空間への誘導

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です

 

 

2024年12月9日(月)

1927号になります

 

今日もよろしくお願いします

 

 

 

先週の木曜日、リボーンアワードの翌日

 

岩国と広島市内を見学する

日帰りツアーをしてきました

 

 

毎年、大きなイベントの翌日と

いう事もあり、緊張から解放され

みんな凄くいい顔を見せてくれます

 

 

 

 

おととしはしまなみ海道、耕三寺と今治の

渦潮観潮船、バーベキューのお昼

 

 

昨年は熊野筆と呉の艦船めぐり

と宮島を訪ねる

 

そんな日帰りツアーを企画しました

 

毎年、早い段階からバスを押さえ

行き先も夏までには決定しています

 

このツアーは

前日のイベントの感想を

参加者一人一人に喋ってもらうという

時間を設けているため

移動時間もそこそこ必要になります

 

 

 

今年の計画は、先に昼食場所ありきで

裕治郎さんからは山口の玖珂にある

「いろり山賊」を指定されていて

 

そこの前後に観光場所をくっつける

そんな作業で始まりました

 

この時期の岩国はまだ紅葉があり

錦帯橋や岩国城に行けば

喜んでもらえるかなと思い

 

 

案の定、ロープウェイからの景色は

皆さん窓の外を眺めながら「美しい」

と、言っていました

 

 

 

で、昨年同様、今回のツアーの中でも

裕治郎さんと意見がわれたのがお昼の内容

 

 

昼食の施設「いろり山賊」さん

6月頃連絡すると、

 

「12月の定休日がわからないから

盆明けてから電話して!」

 

 

お盆過ぎに電話すると

「12月は料金が上がるので、

値上げ後の料金で考えておいてほしいが

まだ、その料金も決まっていない」

 

「決まってなくてもいいけど

予約(お席)は確保してもらえるのか?」

 

これがまた

「人数の縛り(上限)がある」とかで

なかなかすんなりとは受けてもらえません

 

 

一応、10月初めには

予約の話が落ち着いたんですが

 

 

単価が4,500円税込

 

団体ツアーの昼食にしてみれば

結構ないい金額です

 

昨年もこの話になったんですが

昨年は宮島のお土産品店の老舗

「だいこん屋」さん

 

 

多少かかってもいいものを

食わせたほうが絶対喜ぶ

旅行代金が10000円も

12000円もほぼ変わらない!

と、裕治郎さんに言われました

 

 

 

 

裕治郎さんは、

普段いつでも行けるような

ありきたりな場所ではなく

 

 

「いろり山賊」という

山の中に突如現れる城みたいな

この独特の場所で

 

 

名物山賊焼きという

野趣あふれるこのメニューを

みんなに味わってほしかった

 

 

 

 

つまり、

金額の高い、安いではなく

 

良いエンタメを体験させるよう

作り手側が誘導してやらんと

 

 

安けりゃいいで

普通にいつでも食えるような

昼飯なら、わざわざ来る必要ない!

 

そう言う考え方です

 

 

結果的には値上げは今週12日からで

伺った時は料金据え置きの4000円

 

 

食後の皆さんの反応を見ても

結局、ここに来て正解

というか、ここじゃなかったとすれば

と思うと、ちょっとゾッとします

 

 

旨いか、不味いかとかじゃなく

間違いなく参加者の記憶にも

残る場所だったと思います

 

 

そのくらい「いろり山賊」さんを

皆さん満足されて帰ったようです

 

長い事、いかに安くあげて

というか安い感じにして

集まってもらうかにどっぷりだったので

 

この裕治郎さんの感覚は

なかなか身につかないんですが

 

でも、参加されて

楽しみにされてる方の為にも

脱貧乏人思考しないといけません

 

私の「よかれ」は決して「よかれ」に

なってないと思いました

 

 

 

 

それでは、今日はこれくらいで

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