旅行者か、それ以外か 二重価格の時代へ
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2026年2月27日(金曜日)
2380号になります
きょうもよろしくお願いします
今日は朝からしとしと雨
菜種梅雨にはまだ早いんでしょうが
今週、来週と雨が多そうです
最近ニュースでもよく耳にする
宿泊税や観光税の導入について
これについては色々な意見が
ありますが 、私は基本的に
「賛成」の立場です
先日、京都市の松井市長が
市営バスの運賃について
「市民」か「それ以外」で分ける
ローランドのような方針を打ち出しました
現在は一律230円のところ
市民は200円に値下げして
観光客などは350円から400円に
引き上げるという内容です
実現すれば実に2倍近い差ですが
私はこれ「アリ」だと思うんです
国も地方自治体も人口減少の中で
税収をどう確保するかは死活問題です
ならば国内海外を問わず
観光に来てくださる方に
相応の負担をしてもらうというのは
一つの筋が通ってると思います
さらに宿泊税の動きですが
京都市では来月から宿泊税の上限を
今の1000円から一気に
1万円にまで引き上げるそうです
最高区間では税負担が10倍という
かなり思い切った施策になりますが
これも時代の流れかもしれません
「取れるところから取る」と言うと
言葉が悪いかもしれませんが
旅行に来ているときと
普段生活しているときの1万円は
感覚として全然違いますよね
「せっかくの旅行なんだから」
と 財布の紐が緩んでいるタイミングで
しっかり納めていただくというのは
自治体運営として極めて合理的だし
しつこいようですが「アリ」です
それに何より切実なのが
「オーバーツーリズム問題」です
京都ではバスが混みすぎて
市民が乗れない時もあるそうで
日常生活に影響が出ている
市民の皆さんからすれば
その不便に対する補償や
迷惑料的見返りはアリだと思います
観光客が押し寄せることで
街が潤う反面で住民が困るなら
そのバランスを税で調整するのは
避けては通れない道だと思います
これとは別に政府は7月から
出国時に課す国際観光旅客税を
1人当たり1,000円から3,000円に
引き上げる方針を打ち出しています
勿論、観光業に身を置く者としては
お客様の負担が増えるのは
心苦しい部分もありますが
正直、明日の暮らしにも困窮する
余裕のない方は旅行なんかしませんし
海外からの訪日客は、
日本の素晴らしさを見て知って
また来たい、何度でも来たいと言って
日本を後にするのですから
持続可能な観光のためにはアリでしょう
全国各地で「二重価格」「宿泊税」の
見直しで同じような動きがあり
観光のあり方が、いま大きく変わる
過渡期に来ていると思います
それでは今日はこれくらいで


