事故から学ぶ旅行業の責任
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの 中村です
2026年4月24日(金)
2436号になります
きょうもよろしくお願いします
知床遊覧船沈没事故から
昨日で丸4年が経ちました

私たちの記憶からは随分と経ち
忘れられてしまいそうですが
ご遺族の方々にすれば
どれだけ年数が経っても
決して忘れる事の出来ない
悲惨な事故だったはずです
そしてあれから4年が経過し
今年は沖縄の辺野古沖で
修学旅行中の痛ましい転覆事故が
再び起きてしまいました
旅行会社は ホテルから港までの
送迎のみを請け負っており
乗船はフリープラン内で 手配そのものは
学校側が行ったものだそうです
中抜き状態の自由行動で
生徒が選んだコースでの事故だから
自己責任でウチはノータッチ・・・
そうは言ってないにしても
学校側も当日の運行判断を
団体や船長に一任しており
引率教員は陸から見ていた
運行した団体側に至っては
ボランティアだから
金銭は受け取っていないし
乗せてというから乗せただけ
当日の出航判断については
亡くなった船長の責任だとして
自分たちに責任はないという
釈然としない態度ばかりです
亡くなられたご遺族には
いまだに運行団体からの
謝罪も無いという状況だそうです
結局は知床も沖縄の事故も
いい加減な素人みたいな
大人のせいで起きた事故です
一人の高校生の尊い命が
失われたという重い事実を
関係者全員が自分事として
真摯に受け止めてほしいと
強く願わずにはいられません
請負旅行会社もプロとして
安全を最優先に考えるアドバイスが
本当に できなかったのでしょうか
やったけど無理だったのか?
そういうわけではないようです
船舶乗船プログラムの存在を
承知はしていたものの
内容は把握していなかったと
説明しているそうです
学校が直接手配したとはいえ
旅行全体の行程を管理する
立場として適切な助言や
注意喚起を行うという
旅程管理の本来の役割に
万全を期せなかったとして
再発防止を掲げていましたし
沖縄県修学旅行推進協議会も
学校が独自に手配する
プログラムの内容や安全性に
旅行会社が適切な助言や注意喚起を
するよう求める通知を出す方針です
船を利用するプログラムなら
海上運送法で義務付けられた
国への登録があるかなど
安全性の確認は絶対条件です
そのあたりも踏まえて
実施する旅行会社の責任というのは
運行会社と同様に重いものです

私たち旅行業に携わる者は
プロとしての意識を持ち
常にお客様の命を預かる
その重みを忘れてはいけない
手配の形態がどうであれ
安全第一の旅を提供すること
それが私たちの絶対的使命です
私も決して人ごととは思わず
日々の業務に真剣に向き合います
それでは今日はこれくらいで
