大分で貸切バスを使う旅行や送迎で

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同時に

大分の観光情報や身近な話題

最近の出来事で感じたことを

わたくし目線で書いております

 

おおいたツーリストの中村です

きょうも少しお付き合い下さい

 

 

 

先週の10日、群馬県でレンタカーの

マイクロバスが斜面の林に転落し

 

 

山岳愛好家グループ「取手山の会」の

メンバー18人のうち12名が骨折などの

重軽傷を負う事故が発生しました

 

 

昨日になり、事故を起こしたバスが

運送事業用の緑ナンバーではなく

 

自家用などの「白ナンバー」だった事が

判明し、無許可で有料運行する

「白バス行為」の疑いがある事がわかりました


 

転落したバスは、逮捕された運転手が

経営する会社の所有するレンタカーで

事故当日は、自らが運転していたようです

 

 

レンタカー業者が運転手付で車を貸し

運賃を受け取れば、道路運送法で禁じる

 

「白バス行為」

 

に当たるため、警察は乗客との金銭の

やり取りの有無を調べているそうです

 

バス借り上げについてはこれまでも

「その時その時で、いろんな会社に

頼んでいる」という取手山の会のメンバー

 

 

レンタカー代に、燃料代、高速代と

「謝礼」 と、いう名目で

 

運行を依頼していたと言うのですが

どうも初めてではなかったようです

 

 

それにこの事故を起こした業者ですが

 

看板を見ると

自動車販売、車検、と「バス観光部」とあります

 

 

事業用運送許可も受けずに

バス観光部」という文言を看板に

入れるあたりも理解できませんが

 

複数のバスを所有し、日常的に

この事業を行っていたようです

 

 

事故の原因も

停車中アイドリングしてる状態で

マニュアル車をニュートラルにして

 

運転席から離れ、ずるずると

バスが動き始め、沢に転落

 

「サイドブレーキが甘かったかも」

と言っているようです

 

 

 

傾斜があるにも関わらず輪止め

しないなどという運転手に

 

ただ「安上がりなので」という理由だけで

自分たちの命を託す安易さが危険です

 

 

私が見る限り、この運転手【経営者】は

かなり悪質な感じに見受けられます

 

過失はあって当然の業者だと思います

任意の損害賠償保険の加入についても

加入しているのかも怪しい気がします

 

 

幸いにして、死者は出ませんでしたが

会の代表者、または発注した方の

 

「依頼者側の責任も問われて然るべき」

かと思います

 

 

大分県内の老人会はじめ各種団体でも

同じような話をよく耳にします

 

 

「予算がないから」と言って緑ナンバーの

貸切バスを頼まないのは、自らを危険に

晒しているようなものです

 

 

今回の事故を通して、もっと世間の方に

「白バス行為」の違法性を知って頂ければ

と、思います

 

 

それでは、今日はこれくらいで