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来年の課題はズバリ「仕入力」

 

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています

おおいたツーリストの中村です

 

 

2024年12月30日(月)

1948号になります

 

今日もよろしくお願いします

 

 

 

いよいよ今年もあと2日

 

振り返ってみれば、今年は

何といっても「2024年問題」

 

名前そのものが「今年」という

感じなんですが

 

改めて「2024年問題って何?」

という方もいらっしゃると思います

2024年問題と言うのは・・・

働き方改革関連法によって

 

 

2024年4月1日以降

「自動車運転の業務」に対して

年間の時間外労働時間の上限が

960時間に制限されることで

発生する諸問題の総称

 

  • 年次有給休暇の時季指定
  • 時間外労働の上限制限
  • 同一労働同一賃金

 

の3つのポイントのうち

時間外労働の上限制限だけが

5年間実施猶予を与えていたけど

 

その猶予期間が終了し

守らないといけないタイミングが

やってきたのが今年の4月から

 

年間時間外が960時間という事は

月当たり80時間÷26日稼働で

1日あたり3時間

 

 

コロナ以降、物流量が増え

ドライバーが減っている中

正直、中小零細の運送会社は

相当、厳しくなってると思います

 

まあ、それはトラック業界の話で

 

私たちは旅行の仕事だから関係ない

 

 

ではなくて、バス業界もはやり同じ

 

 

 

 

乗務している時間以外にも

拘束している時間や運行距離なども

 

同様の制限がかかるので

無理なスケジュールは組めないし

 

 

これまで一人で走れた距離も

交代運転手を含めた二人になるので

バス料金もバカ高くなります

 

 

何より高いとか安いとかより

運転手自体がいないので

バスが取れないんです

 

 

これはホテルも同じで

コロナ以降、客室清掃などの

スタッフが戻らず

 

飲食業界や宿泊業界の人手不足は

他の業界よりもかなりひどい状態

 

 

 

なのでホテルもかなり取りづらいし

取れても高いんです

 

 

「仲居がいないので宴会はできません」

という回答も多く頂きました

 

 

仕方なく夕食はお食事処か

レストラン利用でしか取れませんでした

 

 

お客様の旅行需要は少しづつ

戻ってきていて、この傾向は

来年も明るい材料なのですが

 

仕入れの部分を自社なりに強化

していかないと、いただいた仕事を

お断りしなければならない

 

そんな感じです

 

 

おそらく何処も同じ環境なんですが

やっぱりそこは体力差がでてくるし

 

その差でお客様にもご迷惑を

おかけしてしまう事にもなります

 

 

2024年問題も

働く人にとっては良い改革

 

賃金の原資となる

料金が高くなるというのも

働く人にとってはいいですし

 

今後、ますますこれが顕著になって

いく中で、いかに戦えるか

 

 

小さな旅行社が生き残っていくためには

やるべきことがたくさんあります

仕入力の強化はその中でも重要です

 

来年は大事な年だと思っています

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

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