「巻き網漁」から「コミュニティ」の旅へ
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2026年2月7日(土)
2360号になります
きょうもよろしくお願いします
昨日のブログでも書きましたが
旅行業界というのも、華やかだった
かつての大量消費型の団体旅行も
徐々に減ってきました
会社での慰安旅行も減り
かつては老人会の旅行
郵便局のかんぽの旅行
農協の組合員旅行など
言い方は良くないですが
旅行業者側からしても
巻き網漁のような一発でかい仕事が
割とゴロゴロありました
かつてが「巻き網漁」なら、
今は一人ひとりと向き合う「一本釣り」
や「地引網(コミュニティ)」の時代
今の「合理主義」や「余裕のなさ」は
「行かない」のではなく「行けない」
という経済的事情に加え
ネットを見れば「行ったつもり」になる
タイパ重視時代の副作用かもしれません
私が旅行業界に身を投じたのが平成3年
当時は日本全体にバブル全盛
「動けば楽しいことがある」
という根拠のない自信とお祭り感
JRが三都物語なんて言って
やたら「京都」に行かせたがったり
毎年「スキー」の派手なCM流して
今、ちょうど60歳前後の人たちが
大学生の頃、一番華やかだったのかも
その頃を懐かしんでばかりでも
仕方ないので
うちの強み
「地元のバス会社に顔が利き
近場の日帰り・1泊旅行に強い」
をどう活かすか?
団体旅行という形が崩れていく中
今、売上を作っていくためには
ターゲットを
「団体」ではなく「コミュニティ」
にシフトしていくこと
「慰安旅行」は減っても
特定の目的を持った小さな集まりは健在
例えば「同じ趣味の仲間となら行きたい」
というニーズはあるんです
当社も年に数回、神社の参拝を日帰りで
企画し実施して頂ける皆様がいます
園芸、写真、御朱印巡り、スポーツ観戦など
、移動バスを「移動」ではなく
「趣味の談義に花を咲かせるサロン」
にしていただくのです
あと「孤独解消」
高齢化社会で、一人暮らしの高齢者が
増えていて「行き先」に興味がなくても
「誰かと話したい」「外の空気を吸いたい」
というニーズは非常に高いと感じています
老人会(老人大学)、歩こう会の方など
よくこういった声を聴かれます
あと、小規模事業者単独では厳しくとも
1社ではバスを仕切れない小規模な会社同士を
我々が「マッチング」して合同で旅に出る
コストを抑えつつ異業種交流もできるし
同友会の仲間同士なら研修と親睦を兼ねた
面白い試みになるのではと思います
県下で600社が加盟している
中小企業家同友会という会に所属して
活動していますので
そう言った会社向けに提案するのも
一つの「手」だと思っています
減ってしまう、無くなってしまうモノを
嘆いていても仕方ないですから
トライアンドエラーを繰り返しながら
模索していくほかない!
というのが今のウチのような会社の
生き残る術なのではと思っています
それでは今日はこれくらいで

