ブログ

旅行する事で少しでも助けになれば

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
 

2024年3月14日(木)1659号

今日も宜しくお願いします

 

 

いよいよ今週末のあさってから

北陸応援割が始まります

 

石川、福井、富山、新潟の四県で

3月16日(土)から4月26日まで

 

 

扱えるのはこの4県内にある

地元の旅行業者と

 

全国展開をしている大手旅行社

及びネット上で展開するOTA

 

旅行社に対してはそこに予算が

組まれています

 

それから

 

その4県内で営業している

応援割に登録した宿泊施設

 

 

それらに予約開始日以降に

予約をしたお客様が対象となるんですが

 

まあ、今回のシステムも

なかなかのポンコツで

 

何より予算の振り分けが少ないのか

 

または

一部の大手にだけ偏った

予算付けをしているからか

 

地元の中小旅行社に対する予算や

中小規模の宿泊施設に対する予算は

本当に少なくて

 

 

受付当日から割り当て予算が終了し

その日に直接、予約の電話をしてきた

お客様からはお叱りを受け

 

 

既に入れている予約は

対象外となってしまったため

使えないとわかると多くの

キャンセルが発生したんだそうです

 

 

 

来週末に富山県で行われる

小学生のスポーツ団体さんは

 

結局、ホテルの割引もきかず

キャンセルも出来ずの状態で

 

期待していただけにがっかりで

こちらとしても申し訳ない気がしてます

 

 

 

 

 

大手旅行社も今回は

受付早々に予算枠いっぱいとなり

 

 

受付を終了したり

発売延期の措置が取られたなんていう

ニュースが流れました

 

 

 

ある加賀温泉郷の温泉宿の

おかみさんの話として

 

既にいただいていた予約に対して

割引が効かないということで

相当な数のキャンセルを受けるとともに

電話口ではお叱りを受けることになった

 

と、話されています

 

 

 

 

元々は、お正月の震災で被害に遭った

地域の観光、宿泊業を支援するつもりの

この施策でしたが

 

結局、助けるどころか

被災にあった施設さんを

さらに苦しめる結果になっていて

 

 

本当にこんな方法しか応援する事は

出来なかったのか?と感じます

 

 

「旅行する事で少しでも助けになれば」

 

よくテレビのインタビューなどで

目にする光景ですが、

 

実際は少しでも安く泊まって

優越感に浸りたいだけで

 

 

それが叶わなかった時は、

腹いせまがいに宿泊施設を

罵倒するような方が

今の世の中たくさんいます

 

 

税金をかき集め

自分の懐は痛まないとばかりにばら撒く

無責任な政治家と役人たちで

 

だんだんこの国の人間がさもしく

自分の事しか考えない事にしようと

そうになりつつあることを感じます

 

 

連日、政治的な

批判めいた事ばかり書いて

申し訳ないとは思いますが

やっぱり何かいろいろ間違ってます

 

 

制度に対して恩恵を受ける側が

文句を言うのは

筋違いなのかもしれませんが

 

正直、もうそこまで

手広くばら撒かなくても

 

本当に必要な所を見定めて

集中的かつ大胆に投入してあげて下さい

 

その地域選出の国会議員が

うるさいからとか

もうそんな時代じゃないんじゃない

 

 

月に二回ぐらい

同じ事を言っていますが

 

そのくらい私の中で

は腑に落ちないのです

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

ページの先頭へ