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応援してもらえる人になろう

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です


2025年1月6日(月曜日)
1955号になります
 

 
 
官民ともに今日から
2025年がスタートという方も
多いと思います
 
当社も今日から正式に仕事始めです
 
 
そんな中、東京の豊洲市場では
ひと足早く恒例の初競りが行われたという
ニュースが報じられていました
 
 
毎年、縁起モノのこのセリでは
青森県大間で揚がったクロマグロに
高値がついて話題になりますが
 
今年の一番マグロは
史上二番目の高値となる
 
二億七百万円の高値がついたんだそうです
 
 
(画像お借りしています)
 
 
たかだか魚一匹に二億とは…
と、言うなかれ
 
大間ドリームとでも言うべきか
 
現代の一攫千金、海のゴールドラッシュ
男なら憧れる世界観ではあります
 
 
毎年、お正月に
大間のマグロ漁師に密着した番組が
放送されるのが楽しみのひとつで
今年も昨日(5日)の朝、やってました
 
 
漁師でもないのに
なぜかあの番組は見入ってしまう
 
 
特にもう何年もマグロが釣れない
「悲運の漁師」なんて呼ばれる漁師をみて
 
(画像お借りしています)
 
 
なんとか一本、
釣れないものか
釣らせてあげたい
 
なんて感情移入して見てしまう
 
師匠と弟子の関係
その弟子は若くして妻を亡くし
娘二人を男手ひとつで育てるやもめ漁師
 
その師匠が逝った・・・みたいな
 
(画像お借りしています)
 
 
完全に制作側の術中に
ハマってるのかもしれませんが
釣れない、薄幸な話ほど
見てしまいます
 
 
やっぱり、
最新の漁船にレーダーをつけて
安定して成果を挙げている漁師より
 
心許ない装備でモタモタしながら
何度もチャンスを逃す
「悲運の漁師」のほうが
 
 
「頑張れ!これは逃すな!」
「タバコなんか吸ってる場合じゃない」
「早く電気ショッカーかけろ!」
 
 
と、もう自分も一緒に船に
乗っているかのように
没入していくというモノです
 
 
「判官贔屓(ほうがんびいき)」
ってやつで
 
 
時代劇の「勧善懲悪」くらい
日本人というのはこういうのが
好きなんでしょうね
 
(画像お借りしています)
 
つまり
人っていうのは
上手くいかなかった話の方が好きで
 
そう言う人の方をだんぜん
肩入れしたくなるものだという事
 
 
だとすれば
 
お客様に応援してもらえる人に
なればいいわけで
 
スマートに立ち振る舞うことが
お客様に選ばれる理由とは
限らない
 
 
1発で二億の仕事はないけれど
応援してもらえる人を目指そう
 
オッサンの新年最初の目標が
これでいいのか分かりませんが
 
とりあえず「マグロ番組」を観て
そう感じたのでした
 
 
 
それでは今日はこれくらいで
 
 
 
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