嫌われる営業、歓待される営業
おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2023年9月12日(火)1477号
今日も宜しくお願いします
若い人、特に新人さんに
わりとよくいるタイプですが
「この地域担当の営業です」
といって、やる気を前面に押し出し
知識も提案もないのに
「とりあえず、行ってこい」といわれ
ホントにとりあえず来るタイプ
最近でこそ、営業らしい営業活動を
してない私ですが
これでも一応はずっと営業でしたから
気持ちは分からなくもないのですが
それが受け入れられる「キャラ」と
「年齢」と言うのが正直あると思ってて
相手の事も考えず、むやみやたらと
売り込んでくる割に何も考えてない
そういうタイプの営業は嫌いです
と言うのも
昨日、事務所の整理をしてたら
他県の昼食を受ける施設さんが
営業に来られました
ノーアポはほとんどの方がそうなので
それ自体にいろいろ言うつもりは
ないのですが
60くらいに見える初対面の方で
お弁当も扱うので是非にと
チラシを大量にくれるわけです
ちょうどそういった営業資料を
古いモノからどんどん捨てていた
タイミングでした
うちではこうしたチラシやパンフを
各県ごとに分けて保存しているので
「一枚あればいいです」
とお返ししたのですが
片付けしてる、忙しそうだって
見ればわかるだろうに
チラシの説明をしはじめ
しかもそのチラシは数年前から
定期的に送ってくるので
変わってないのも知っていたので
「お願いする際はご連絡します」
と言ってるにも関わらず
また会社の説明を続け、
なかなか終わろうとしないので
「すいませんが、お願いする際は
連絡しますので」と繰り返すと
「お一人でされてるんですか」
「片付けされてるんですか」と
見ればわかる事を聞いてくるので
「今週末で移転するんです」
と、言うと
「来月、移転先に営業に行きます」
というので、
「いえ、来なくていいです
営業にでれば不在も多いですし、
場所も分かりにくいので
新しい情報があれば郵送で結構です」
と、新住所を名刺に書くと
「やっぱり、顔つなぎは大事ですから
そう言わずに伺わせてください!」という
それを聞いてキレそうになりました
そこまで言われると、人によって
営業の評価は二分して
「仕方ないな、あなたには根負けしました」
というタイプと
「しつこいな、二度と来ないでください」
というタイプに分かれます
私の場合は、間違いなく後者で
来なくていいと言ってる場合は
本当に来てほしくないからなのです
これでもし本当に来月また
ノープランでひょっこりチラシでも
持ってこようモノなら
おそらく頼まないと思います
今のこの時代、足を運んで
脚で稼ぐんだもいいですけど
本当に有益な情報なら
メールで十分で
それでも熱意を伝えたいなら
電話で補足すればいい
というか、ちょっとお話伺いたいので
お越し頂けませんかと言わせればいい
直接、会うことで
名刺貰うことだけで
仕事した感の方に
時間を取られたくはありません
昔はそういう観光施設の方で
例えば北陸とか伊勢とか
このエリアのことで
ホテルでもバスでも昼食でも
困った時は私に電話ください
必ず、何とかしますから!
なんて言ってくれて
本当に何とかしてくれるような
顔の広い方とか全国に何人かいて
こっちは恩もあるし
全幅の信頼で送客できたものです
今、そんな事を言ってしまえば
ドツボにハマるだけです
そんな方はいなくなりました
30年くらい前はいたんですけど
私自身が、来なくていいという
お客様のところに伺う事はありませんが
同時に、お客様に有益な情報を提供する
営業ができているか?
そこは自信ないですね
そして、提案もてきてない
そこは自覚しています
お客様に歓待される営業に
ならないといけませんね
それでは、今日はこれくらいで