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地球環境に配慮したLNG新旅客フェリー

 

 

おんせん県おおいたで

旅行会社をやっています

おおいたツーリストの中村です

 

 

めっきり春らしくなりました

今日もよろしくお願いします

 

 

 

 

今朝の朝刊に

来年1月から別府と大阪を結ぶ

フェリーさんふらわあの新造船

 

さんふらわあ くれない

の記事が出ていました

 

 

現行のさんふらわああいぼりの

置き換えとして作られていたもので

 

昨日は命名式と進水式が

下関の造船所で行われたそうです

 

 

新造船は、LNG燃料(液化天然ガス)

フェリーで、旅客船としては日本初

 

 

 

全長199.9メートルは

夜間、瀬戸内海を航行できる

限界サイズなのだそうです

 

高性能Dual Fuelエンジンを搭載し

LNGとA重油を使用する

 

これまでの大型船はC重油が

主流だったところ、LNG燃料化で

 

二酸化炭素の排出量を

従来と比べ20%削減、

硫黄酸化物をほぼださない

 

 

環境性能を両立し

航行時の静粛性も

大幅に向上されます

 

 

地球環境への取り組みが

身の回りの乗り物でも

どんどん進んでいきます

 

 

新造船自体の価格は

非公表ですが推定120億

と言われています

 

 

 

 

旅客の減少を

モーダルシフトによる

物流の増加で補おうと

 

いま、九州発着の各航路で

新造船の導入が進んでいます

 

 

 

 

新門司と大阪を結ぶ

名門大洋フェリーは

 

新造船、フェリーきょうと

先月、投入しました

 

トラック積載を従来比54台増の

162台まで増やしたほか

 

乗務員用客室を個室化して

ベッド数を約5割増やしました

 

 

 

また、宮崎と神戸を結ぶ

宮崎カーフェリー

 

約25年ぶりとなる新造船

フェリーたかちほを来月から

就航する予定

 

既存のみやざきエクスプレスの

置き換えになる新造船で

 

総トン数も14200トンと従来より

2割増やし、トラックの積載台数も

大幅に増やしました

 

 

どこの会社も一様に言えるのは

旅客船でありながら、見込めない

旅客分を、物流にシフトした造りに

変えてきたこと

 

今回のコロナで更に個室化に

拍車をかけ、環境に配慮した

新造船の投入となった

 

 

先日も、AIによる無人運行の

新しい実験が行われていると

このブログで紹介したばかりですが

 

 

海運業界もより安全で、省エネで

しかも環境に優しくという言葉が

合言葉となってきているようです

 

 

 

最初に紹介した

さんふらわあくれないが就航したら

お客様とご一緒したいですね

 

 

大阪関西万博も3年後ですし

以前の旅行の盛り上がりを

期待したいところです

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

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