創立記念日! 私がこの社名にした理由
大分で旅行業やっています
おおいたツーリストの中村です
今日、9月11日は
アメリカ同時多発テロの日
なんですが
うちの会社的に言うと
6歳の誕生日、創立記念日です
創立以来4年半はよく働いた
遠い記憶があるものの
ここんとこ1年半は比較的
身体にも楽な感じで推移していて
コロナ禍で迎える2回目の
創立記念日を土曜日の事務所で
まったりと迎えております
まあ、
創立記念日と言ってますが
どの段階が創立なのか
自分でも曖昧な感じもしますが
9月11日は会社を設立し
登記簿上、認められた日
その後、県に旅行業登録の
申請をして免許が下りたのが
11月17日なので
旅行会社としての誕生日は
11月なのかもしれません
今、思い出しても
立ち上げの準備を一人でやってた
会社員の時が
一番楽しかった気がします
「会社の作り方」という本を
本屋で読んで
まず法務局に登記しないと
法人になれない事を学び
登記するためには「定款」
なるものを定める必要があり
公証役場にという所で
公証人にハンコを貰う必要がある
定款を定めるにあたり
社印を予め作る必要があり
社印を作るためには
社名を決めなくてはならない
そうか!まずは社名を考えねば
何パターンか
候補はあったのですが
この仕事は
県外の観光業者に
予約や問い合わせの際
電話することが多くて
アルファベット三つとか
なんとかコーポレーションじゃ
こちらが名乗った際
「は?」
とか
「もう一度、お願いします」
と、なるに決まってる
聞き返されて、繰り返し
言わされるのがめちゃくちゃ
めんどくさいし
初対面の方に名刺を出して
「どういったお仕事ですか?」
と、尋ねられるのも説明するのも
めんどくさい
少なくとも
「おおいた」という地名と
「ツーリスト」という業種を
入れておけば
大分の旅行社である事は
大体の方が予想がつくだろう
ほぼ、それは防げるかなと
つまり
「めんどくさい」を避けるため
でも、それってどこかと
かぶってないかなと思い
最終的には法務局でも
大丈夫だと確認した覚えがあります
まあ、名前だけは
「大分を代表する大手」
みたいな感じがしますが
理由は単純にそんな感じでした
通常、そういった立ち上げに
関する事は、行政書士さんに
お願いしてやってもらうようですが
何度もやる事じゃないし、
金の余裕もなかったので
ネット見ながら作って、何度も
やり直しして、また持ち込んで
相手は私を見て
「またあのでかいの来たよ
めんどくせえな~」
と思われてたかもしれません
でもこれから先のワクワク感は
あの時がピークだった気がします
社長になる!というより
会社員じゃなくなるのが
なんか楽しみで
上にお伺いもたてずに
自分の思い通りのやり方で
勝負していけるという開放感
何かそれは強烈に覚えています
それから早や6年たって
最近はコロナの影響もあり
「まだ潰れんでやりよるかえ」
という少し失礼な電話をよこす
お客様もいらっしゃいますが
敢えて「ところがどっこい!
元気にやってますよ」と答えてます
みなさん、どこかで心配してくれてて
あいつは大丈夫なんだろうか?
と、気にかけてくれてる方々です
「また旅行に行くんで
もう少し辛抱して、頑張りよ!」
と、温かく励ましてくださいます
まあ、こんな業種なので
あとどれくらいやっていけるのかも
凄く不透明ではありますが
まだまだ、人と運には
恵まれていると感じます
いま、毎日
大分で40年近く旅行業を
経営されてこられた社長さんと
仕事をさせて頂いています
自称「業界のもぐり」なもんで
これまで面識はなかったのですが
毎日、たくさんお話を伺える
時間があり、共感できる部分が
多くあります
こんな巡りあわせも
やはり人と運には恵まれてると
思わせてくれます
毎日毎日こんな事を言ってますが
「7年目は忙しくなるぞ~!」
それでは、今日はこれくらいで