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偉大な先輩の営業時の心得

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です

 

2024年4月29日(月)1705号

今日も宜しくお願いします

 

 

朝から雨が降っています

 

昨日は久しぶりの添乗で

思ってる以上に疲れたのか

夕食後は早々に寝てしましました

 

 

お陰で今日はかなりスッキリ

頭も冴えて一日じっくり

溜まってしまってる事務処理を

どんどんやっていこうと思います

 

 

さて、朝起きて

朝刊を眺めていると

 

お悔みの欄に、

私が20代に随分世話になった方の

名前を見つけました

 

郵便局員で

ずっと簡易保険営業を

されていた方で

 

まだ駆け出しのころの私に

当時50代だった彼は

いろいろな事を教えてくれていました

 

 

毎年、2月くらいに完成旅行と

言う名の職場旅行を計画して

1泊のバス旅行を行うのです

 

まだ、若かった私は世間のいろいろも

よくわかってなかったので

「完成旅行」の意味もよく分かって

ないままいつも仕事を頂いていました

 

 

毎年、年間の予算目標が3月末までに

達成できるかが分かるのが年明けには

判明するのでそこで計画を立てる訳です

 

 

いわば、職域とすれば

今年も一年みんなで力をあわせて

目標を達成できたお祝いの旅行が

「完成旅行」なわけです

 

 

当時、旅行営業何年目かの私は

その方にふと伺ったことがありました

 

「かんぽって保険じゃないですか?

毛嫌いされたり、話を聞いてくれなかったり

アポがとれなかったりとかないですか」

 

そうすると、全く逆の答えが

帰って来たのでした

 

 

「こんないいものを、今日は特別に

時間をとってあなたにお伝えに来た

アナタは、とても運がいい方なんだ

 

 

そう思いながら、そう言いながら

お客様に会ってるよ

 

保険の営業なんて

こんないい商売はないよ

 

お客様の為になって

お客様に喜ばれるんだから」

 

 

とそんな感じで、

自慢げに話してくれたのを

今でもよく覚えています

 

 

その職場では十数人を束ねる

エースだっただけに、若手の育成を

やりながら、自分の数字も作るようで

 

みんなから頼りにされていました

 

 

「本当にいいものだから

他の人にも教えてあげないと」

 

このブログ仲間で、青森の友人にも

こういう感じの人が一人いますけど

 

この考え方をするのは

売れる営業マンの特徴のようで

 

もしよろしければ、ご検討ください

 

そんなフレーズは

初めから全く用意されてない

 

場の空気とか相手の都合とか

あんまり関係ないようです

 

私にはこの

「鋼の精神力はないな~」と

お話を伺いながら思いました

 

 

定年された後も、街でお会いすると

気さくに声を掛けて下さり

私がうまくやっていけてるか

いつも気にしてくれていました

 

 

社会に出たばかりの

青い兄ちゃんだった私に

世の中を見せてくれた方の一人が

また一人逝かれましたが

 

私なりに、またそれを誰かに

恩送りしていけばいいかなと

思っています

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

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