修行僧のような淡々とした穏やかさ
おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2023年10月4日(水)1499号
今日も宜しくお願いします
毎日いろんな業務をやっていると
いいことも、悪いこともありますが
私にとって何が悲しいって
一旦、頂いて見積りやコースを書いて
手配まで終わっていながら取消になる
これが一番堪えるんです
まだ、何もやってなければ
「あ~、全然いいですよ」
となるし
もう出発直前とかだったら
約款に沿って一定の取消料を
請求できたりするんですが
せっかく手配したバスやホテルや
食事施設だったりとかに
取消連絡をしていく時間
これが妙に虚しく
徒労感にさいなまれます
ウチの場合は、わりと相見積もりは
普段から少ないと思ってるので
と言うか、相見積というだけで
テンションダダ下がりになるので
自分ではいわゆる競合で負けたりは
少ないと思っています
例えば、参加者を募ってみたけど
案外集まらなくてとか
社内的に旅行より優先しなければ
ならない都合や行事が出来たり
理由はその時その時で
様々なんですが
コロナであろうと、会社都合であろうと
人数が集まらないであろうと
旅行が無くなる事には変わりなくて
やはり売上げ的に無くなるのは
心中穏やかではないのです
そんなのみんなそうでしょうが。
そういうことを
ずっと経験してきて
もう慣れたかと聞かれれば
やっぱり慣れません
なぜか、この週明け
「怒涛の取消三連発」
往年のバース・掛布・岡田の
ように立て続けに取消依頼が
入ってきました
ここんとこ
順調に仕事が入ってきてたので
そんなこともあるのでしょうが
ここをいかに
ポーカーフェイスで
やり過ごせるか
お客様に不快な感じを与えず
「また次回」に持ち込めるか
この辺に私の器の小ささと
正直さが顔に出てしまうので
ダメなんですよね
自分の事しか考えられないわけです
お客様は、非常に申し訳ない
この穴埋めは必ずするから
そう言っていただいたりも
するのですが、額面通り受け取れない
精神的に幼い自分がそこにいるのです
もう、三十年以上この仕事やって
歳も54ですし
それでもまだこの感じという事は
このネガテイブハートは
たぶん一生治らないんだろうなと
このブログを書きながら
そんなふうに思っています
取り消そうとして依頼するひとは
居ないわけですし
修行僧のような淡々とした穏やかさで
接客していたいものです
そこが人生の目標かな
それでは今日はこれくらいで