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乗務員の健康起因事故を防ぐ緊急時ブレーキシステム

 

 

 

大分で旅行会社やっています

おおいたツーリストの中村です

 

 

今日もよろしくお願いします

 

 

先日、ある保護者の方から

「学校で利用するバスの運転手が

すごく高齢だったので心配だった」

という声を聞きました

 

 

ウチが扱った学校ではないし

あまり取引のないバス会社さん

 

 

高齢だから悪いという事ではない

適正検査も受けていますので、そこは

問題ないのですが、親としては心配

 

それもよくわかります

 

どうしても

リスクは高い気がしますからね

 

 

二年前、三重県の紀勢道を走っていた

バスの運転手が突然、意識を失い

口から泡を吹き、体を硬直させ

 

気づいた乗客二名が、アクセルから離し

ハンドルを握り、対向車を避けながら

 

側壁にバスをぶつけて停車させたという

案件の事故がありました

 

 

当時46歳のその運転手は

通院歴や病歴、薬の服用もなく

事故前日は休日だったそう

 

 

高齢、基礎疾患、過酷な勤務

このいずれでもなかったにも

関わらず運転中、意識を失った

 

 

バス会社としても予測不能としか

言いようがないと思います

 

 

 
 
たまたまトンネルだったので
側壁にぶつける事が出来たようですが
街中や橋の上ではそうもいきません
 
また、意識を失っている運転手をどかし
運転を替わると言うのもちょっと無理です
 
 
この事故の後、現職ドライバーさんに
こんな場合どうするのが正しいのか
聞いてみました
 
 
まずはハザードランプを出して
右足をアクセルペダルから離す
 
ギアはそのままでニュートラルにしない
エンジンブレーキがかかるので
減速させてフットブレーキをかける
 
 
そんな理論的な事を言っても
装置の位置や運転知識がなければ
 
ただでさえパニックなのに僅かな時間に
そんな事ができるわけがありません
 
 
 
 
そこでメーカーが
新開発し搭載を進める
緊急時ブレーキシステム
(EDSS)
 
 
先程の手順をボタンひとつでできます
警告音と共に減速し、比較的短い距離で
安全に止まれます
 
 
また、後続車に対する報知も含め
車内外に知らせる機能が付いています
 
 
 

「バス非常停止ボ...」の画像検索結果

 

 

 

お客様の座席(1列目)の上に

お客様自身で押せるボタンも

設置されています

 

 

 

「バス非常停止ボ...」の画像検索結果

 

 

緊急ブレーキ作動時は

車内も赤く点灯し

ハザードランプも点滅します

 

「バス非常停止ボ...」の画像検索結果

 

 

県内でも新車に入れ替える際

すでに導入されはじめています

 

 

 

 

 

この他にも

 

衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)は

歩行者の飛び出しなどで運転手の

ブレーキが遅れた場合でも

 

バスが自動的にブレーキを操作し

衝突前に停止、減速させる

先進的なブレーキ装置で

 

来年からは新車への搭載が

義務化されます

 

 

県内各社の全車両が導入には

もう少し時間がかかりますが

技術的安全対策も進んでいます

 

 

 

バス業界は、運転士不足で

高齢化が進み、こうした健康起因の

事故が増加しています

 

 

日雇い高齢のアルバイト

ドライバーを雇用しながら

運行している会社もあります

 

 

常勤でほぼ毎日運転している

運転士に比べ、リスクは高いと

思っています

 

 

ただ、そうしなければ

成り立って行かないバス会社が

多くなっているのも確かです

 

 

技術の進歩で事故は少しづつ

減らせるかもしれませんが

 

まずは運転手各自の

健康管理が第一です

 

 

多くの乗客の命を預かってる

自覚を強く持ってほしいと思います

 

 

 

では、今日はこのくらいで

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