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マグロ料理の島 保戸島をご紹介します

 

 

 

 

 

大分で旅行業やっています

おおいたツーリストの中村です

 

きょうも少しお付き合い下さい

 

 

 

最近、気になっているニュースが

あるんですが・・・

 

 

県南の町、津久見市の沖に

保戸島という島があるんですが

 

 

 

その保戸島と津久見港を結ぶ

定期船の運航業者が来年9月末に

撤退すると市に申し出ていて

 

 

運行を引き継いでもらえる

新たな事業者を募ったものの

一件の応募もなく

 

 

この度、市は保戸島航路継続の

運航事業委託費4億6千万あまりを

市議会に提案し、議決すれば

 

 

他の運行業者に引き継ぐよう

手続きを始めるというのです

 

 

 

 

この島の4分の3は65歳以上で

現在620人ほどが住んでいます

 

 

町とを結ぶ定期航路が無くなれば

学校、買い物、病院など

島民の生活は著しく不便であり

 

税金を投入してでも

維持する事は不可欠との判断です

 

 

過疎化と高齢化で

どこの町でもこうした問題が

多くなってきており

 

勿論、運行業者の収益的な

事もあるのでしょうが

 

今回、撤退となる理由の一つには

乗務員自体の高齢化というのも

あるんだそうです

 

 

私も日帰りで、もう何度も

伺わせていただいていますが

 

 

この保戸島という島は

マグロ遠洋漁業の基地に

なっている島で

 

観光するといって

見るものもほとんどないのですが

 

 

島の名物料理と言えば

何といっても「マグロ料理」

 

珍しいマグロ料理を目当てに

県内外からツアー客が訪れます

 

 

大きなマグロの頭を

数時間かけて焼いているという

マグロのカブト焼きや

 

 

ここに来なければ食べられない

珍しいマグロの心臓を

含むコース料理

 

 

 

最後に漬けだれと

胡麻の風味がよく効いた

マグロのひゅうが丼

 

 

これをいただくと

保戸島だなといつも思います

 

 

島は平たんな場所が少ないため

民家は急な坂道に沿って

建っているので

 

こういった料理を出してくれる

料理店さんも

 

細くてキツイ急坂を歩いて

登っていただかなくてはならず

 

 

高齢者のお客様を

お連れした際は少し気の毒ですが

 

 

お食事の後は、必ず

みなさん満足していただけます

 

 

市民でも無く税金も納めてない者が

声高に「観光の為に航路の存続を!」

と叫ぶのも気が引ける気がしますが

 

 

これからも、お客様を案内しますので

その機会を残していただけるのは

観光業者として有り難いと感じています

 

 

是非、一度は訪れていただきたい

島のひとつであります

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

 

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