ベールを脱いだ西九州新幹線
大分で旅行業やっています
おおいたツーリストの中村です
昨日、JR九州は
来年秋の暫定開業を目指す
西九州新幹線の
車両デザインや車内イメージを
発表しました
西九州新幹線は
佐賀県の武雄温泉と
長崎駅を結ぶもので、
昭和48年に全国5カ所の
整備新幹線の一つとして
当初は長崎新幹線(ルート)
として計画されたモノです
ただこの路線をフル規格で作れば
四千億以上かかる割に
採算性が見込めない
そのうえ、
佐賀県との間で経路設定や費用負担で
永年モメ続け着工までこぎつけるのに
相当な時間がかかりました
それほど前から検討されていながら
新鳥栖~武雄温泉間をフル規格に
するかどうかも現段階まだ決まっていない
50年近く前に決めたこととは言え
長崎県、佐賀県の人口から考えても
黒字になるとは思えない・・・
まあ、そんなネガティブな話は
JR九州が考えればいいことで
(JR九州のサイトよりお借りしています)
昨日、発表になった
西九州新幹線の列車「かもめ」は
最新鋭の車両「N700S」が採用され
豪華観光列車「ななつ星in 九州」など
JR九州の車両デザイン顧問を務める
工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが
今回もデザインを担当されました
外装は、会社のイメージカラーの赤が
車両の下の部分を彩り
側面の「かもめ」の文字は毛筆フォント
でデザインされています
(JR九州のサイトよりお借りしています)
車内もゆったりと優しい基調に
デザインされていて長崎を訪れる
観光客を迎えるという
私たち観光業界に身を置く者と
すれば、こうした新しい観光素材が
次々と発表され、
新しい旅行商品誕生に
勢いがつく感じではあるんですが
まだまだ、前途多難な気配の
西九州新幹線
開業予定の1年半後は
どんな感じになっているのでしょうか
楽しみでもあります
それでは今日はこれくらいで