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もしもカラオケの途中に音量絞られたら

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です

 

 

2024年5月11日(土)

1717号になります

今日も宜しくお願いします

 

 

温泉旅館の宴会で

カラオケやったりして

 

というか、

高齢者の団体なんて

それが楽しみで来てるような方

たくさんいらっしゃいます

 

 

一般的に一回の宴会は2時間程度

と言うのが、業界の暗黙のルール

 

まあスタートが早ければ

 

たとえば18時くらいから始めれば

20時までの所を30分くらいは

大目に見てくれたりします

 

でも、それ以上は

仲居さんも片付けして、場合によっては

朝食配膳の準備とかもして帰るので

 

終了が下がると帰るのも遅くなるわけで

 

いつまでも

ダラダラカラオケやってると

だんだん表情が険しくなってきます

 

その辺は随分鍛われたので

いろんな所で仲居さんから

「添乗員さん、進行が上手ね」

褒められるようになりました

 

 

宴会始まっても、

最初は何人か、ご挨拶があって

乾杯して差しつ 差されつ

 

そんないきなりはみんな歌わない

 

始まって30~40分くらいして

お酌のペースも落ち、

食事も少しは進んでくるので

 

 

そのあたりから、

カラオケのリクエストを聞いていきます

 

「一番はちょっと・・・」

皆さんトップバッターを嫌い

 

最初の口火を切ってくださる方を

探すのが厄介

 

徐々に歌い始めると、あちこちから

「私も」「私も」と手が上がり始めます

 

中にはあれだけ渋ってたのに

衣装や小道具まで用意してきてる

方なんかもいらっしゃって

 

「出る気満々じゃねーか!」と

ブツブツ言ってる事もよくあります

 

これ、宴会の怖いのは

「あと30分で終わりますよ~」と

言ってから「あ、じゃあ」という

怒涛のリクエストラッシュが来ると

 

 

マズイ、2時間超えるぞ・・・

 

という時があって

 

 

だから、

もっと早く歌っときゃいいのに

という場合です

 

最悪の場合は、

「リクエストの受付は終了です」

と、言ってから

 

酔っぱらった勢いで

「俺にも歌わせろ」とか

「まだ、早いじゃないか」

みたいな場合

 

後期高齢者くらいの泥酔になると

そのあたりが理性がきかなくなります

 

 

幹事さんが、私のところに来て

「あと何曲?」

「一番だけ歌わせて音量絞って」

「一人に2曲も3曲も歌わせなくていい」

 

こっちの方も好き勝手なことを言ってきます

 

酔って、気持ちよく十八番を

歌ってる時に

 

マイク切られたり、音量下げられたりしたら

あなただったらどうですか?

私だったら、絶対嫌ですね

 

 

なので本人が切っていいと言うまで

私は演奏解除はしません

 

 

それが若い頃は、

幹事さんの言う通りにして

 

翌日、ぐちぐち

文句言われたこともありました

 

 

一緒にしていい話か分かりませんが

なんでそんな話をするかと言うと

 

この前、伊藤環境大臣が

水俣に行った時の話を見て

 

なぜか宴会のシーンを思い出しました

 

職員は添乗員で、幹事が大臣

 

よくもまあ、こんな無礼な事が

できるもんだと思いましたが

私も同じような事してたわけです

 

 

 

もっとダサいのが、

1週間後にまた謝りに行った大臣が

空港で記者に囲まれ、涙を流してたでしょう

 

 

あれ、絶対違うと思うんです

指示の有無にかかわらず、泣くなら

謝罪に行った時でしょう

 

 

どっち向いて仕事してるんだか

なんか、あのニュース見た時

妙に情けなく思ったんですよね~

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

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