みどりの窓口の行列から見る「代価」の意味
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2026年4月4日 土曜日
2416号になります
きょうもよろしくお願いします
早朝から春の嵐の風と雨
家のそばの桜は
結構散ってしまいました
本当に桜の季節は短いものです
おとといの木曜日のこと
依頼されていたJR切符を買いに
大分駅へ行きました
普段、みどりの窓口の列は
せいぜい5〜6組ほどで
自動ドアの中で収まる程度なのですが
木曜日はいつもと様子が違い
30〜40人もの 長蛇の列が
できていました
列の最後尾は「鶏と卵の像(?)」
のあたりまでずらっと長く続いていて
何事かと思ったくらいです
ちょうど駅前の施設で
大学の入学式が行われていたようで
新生活の定期券の購入や
1ヶ月後のGW予約などが
重なったのでしょうかね
「これはかなりかかるぞ」と
あまりの列の長さに一度は諦め
別件を済ませ
一時間後に戻ったんですが
列の長さは相変わらずでした
実はウチのような旅行社に対する
JRの対応も昔とは大きく変わり
以前は専用の提携販売窓口があって
あらかじめ頼んでおけば
すぐに受け取れましたし
業者への手数料の戻りもありました
今はそんな窓口もなく
どこで買っても同料金で
私たちへの手数料もありません
つまりお客様にとっては
「ご自身で窓口購入したほうが安い」
のが正直なところなのです
そのため
これまでは お客様に
余計な手数料負担を させて
しまうのが申し訳なくて
個人のチケットのみの依頼は
なるべくお断りしていました
本来払わなくていい取扱手数料を
代行して頂くのに抵抗があったのです
ただ世の中はそうじゃない
例えばフードデリバリーも
お店に食べに行けば安く済む話です
でも「移動の手間を省きたい」
「時間を有効に使いたい」
というニーズに対して
配送料やサービス料という対価が
支払われビジネスとして成立しています
今回の大分駅の状況を見ても
あの列に一時間以上並ぶ労力や
往復のガソリン代を考えれば
代行を頼みたいという心理は
至極当然のことであり
その対価は頂くべきなのです
「もったいないのに」と
私が勝手にお客様を慮る必要は
まったくない訳です
時間と手間をかけて
確実にお手元に届ける
そこには明確な価値があります
燃料も時間も使っている以上
きっちり手間賃をいただくのは
プロとして当然の対価です
こうした古い意識を
変えていかなければ
商売は成り立ちません
お客様の「不便」を解消し
喜んでいただくためにも
もっと自分の意識をアップデート
していこうと思います
それでは今日はこれくらいで


