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金持ちしか相手しません!と言える会社は強い

 

 

 

おんせん県おおいたで

旅行会社をやっています

おおいたツーリストの中村です

 

2026年9月4日 金曜日

2569号になります

きょうもよろしくお願いします

 

ダイワハウスの覚悟

今朝の日本経済新聞を読んでいて

ちょっと驚いた記事がありました

 

大和ハウス工業が新築一戸建て

住宅事業を大幅に縮小するそうです

 

北海道から鹿児島まで

23道県から撤退

 

注文住宅は今月末

分譲住宅は来年3月末迄で

撤退地域での営業を終了し

 

その後は東京や大阪など

都市圏に営業を集中する

 

しかも注文住宅は

5000万円以上に絞り

1億円を超える高価格帯住宅は

年間販売戸数を倍増させるという

いやいや流石ダイワマン

 

そこまでハッキリやりますか

と思ってしまいました

 

ものすごく乱暴に言えば

 

「これからは田舎より

もっと儲かるところで

商売させてもらいます」

 

という話にも聞こえます

 

もちろん実際にはそんな

単純な話ではありません

 

資材価格、人件費があがり

住宅価格は当然上がる

そこへ住宅ローン金利まで上がる

 

その一方で国内の住宅着工戸数は

大きく落ち込んできている

 

そんな市場で全国どこでも

同じように家を売る

 

それは採算とれない地域も

出てきますよね

私も以前ほんの少しだけですが

注文住宅の会社で

営業をしていたことがあります

 

だから余計に今回の記事を見て

「そんなに厳しくなってるのか」

と思いました

 

今もし私が30歳くらいで

これから家を建てろと言われても

 

正直

「いやいや無理、勘弁して下さい」

です

 

子育ても住宅ローンも終わって

何とか逃げ切れた・・・

そんな感じなんですから(笑)

 

私が家を建てた頃は家族持って

真面目に働いて、住宅ローンを組んで

コツコツ返していけば家が持てる

 

そんな人生設計が

それほど無茶な話では

なかったと思います

 

でも今は普通のサラリーマンが

「よし家を買おう!」

と簡単に言える時代では

なくなってきました

 

そうなると

大手がこういう判断をするのも

分からなくはありません

 

「地方の買えるか買えないか相手より

都市部の富裕層相手に高価格の

いい商品を売ったほうが効率がいい」

 

身も蓋もないですが

商売としては

実に分かりやすい(笑)

 

案外旅行会社も・・・

そしてこれを見て思ったのが

旅行会社も

他人事じゃないということです

 

旅行会社なんて

もっと分かりにくい商売です

 

国内も海外もやります

個人も団体もやります

 

社員旅行もやります

修学旅行もやります

日帰り旅行もやります

 

安い旅行もやります

高い旅行もやります

 

はい

何でもやります

……で

 

結局

「おたくは何が得意ですか?」

となります

 

仕事が来ればありがたい

これは間違いありません

 

特にウチみたいな小さいトコは

 

だから現実にはやれるなら

何でもやるしかない

 

でも商売として考えれば、本当は

 

「うちは豪華クルーズが得意です」

「うちはシニア富裕層が得意です」

「企業の報奨旅行は任せてください」

「東南アジアのこの地域の旅行なら

ウチが一番詳しいです」

 

そんなのがあったほうが絶対に強い

ダイワマンが

「全国どこでも家を売ります」をやめ

 

「ここでこの価格帯のお客さんに

集中します」と決めたように

 

小さな会社だって

「何を捨てて何に集中するか」

を考えないといけない

そんな時代です

 

ただし

「じゃあ中村さん

お客さんを選びましょう」

と言われても

 

はいそうですか

と簡単にはいきません

 

理想と現実は

全然違いますからね

 

お金持ちだけ相手にして

高い旅行だけ売って

利益率のいい仕事だけ選ぶ

 

そんな商売ができたら

そりゃあ楽でしょうけど

 

現実には

「少人数の日帰りなんだけど」

と電話がかかってきたら

 

「5000万円以上の旅行しか

扱わないんです」とは言えない

鼻で笑われるだけ(笑)

 

今回の大和ハウスの決断を見て

ちょっと考えさせられました

 

多少「感じ悪い会社だな」

と思われても

 

生き残るためには

割り切るところは割り切る

 

何でもできます

誰でも大歓迎です

どこでも行きます

 

そんな商売を続けて

会社がなくなれば元も子もない

 

キレイごとだけでは続かない

大きな会社がそれを身をもって

見せてくれたような

少し痛快な今朝の記事でした

 

それでは今日はこれくらいで

 

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