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「ふっこう割を使いたい」と言われても・・・

 

 

 

 

 

おんせん県おおいたで

旅行会社をやっています

おおいたツーリストの中村です

 

2026年9月7日 月曜日

2572号になります

きょうもよろしくお願いします

 

 

今日、佐伯市で民宿をされている方が

SNSにこんな投稿をしていました

 

「10月から半額で泊まれるんでしょ?」

「ふっこう割で予約お願いします」

「ふっこう割使えないの?」

 

毎年好評の伊勢えび道を

実施している時期なので

こんな問い合わせが

すでに来ているそうです

 

 

これ、分かるんですよね

九州ふっこう割が来月から始まる

新聞やテレビなどでは

 

「宿泊が半額になる」

 

という情報が先に流れています

 

でも、実際に現場で仕事を

している側からすると

 

「で、どうやって使うの?」

 

となりますし

 

販売方法も対象となる商品も

まだ細かいところまでは

はっきりしていません

 

もちろん制度そのものが

悪いと言っているわけではありません

 

被災などで旅行需要が

落ち込んでいる地域に

観光客を呼び戻す

 

そのための起爆剤として

こうした制度を使うことは

私は別にいいと思います

 

 

ただ情報だけが先に走ると

困るのは誰か?

現場なんです

 

「10月から半額なんでしょ?」

「おたくでも頼めるんでしょ?」

 

と言われても

こちらは「・・・・」

 

簡単には答えられません

下手に答えて

後に条件が違いましたとなれば

まずいじゃないですか

旅館や民宿にとっては

販売方法も気になると思います

 

仮に大手旅行社やOTAを通さないと

割引が使えないなんてことになれば

 

普段からOTAに頼らず

自分たちで電話やネットから

予約を受けている宿泊施設は

たまったものではありません

 

まぁ、さすがにそんな制度には

しないと思いますけど(笑)

 

ウチのような小規模旅行会社にしても

この制度で恩恵を受けるわけでもなく

 

でも「もっと旅行会社にも儲けさせろ」

という話でもないんです

 

ただ

制度を作る側からすれば

「9月下旬から販売開始予定」

 

でも

お客さんからすれば

「10月から半額」という情報だけが

一人歩きしてしまう

 

そしてその質問を受けるのは

現場の宿泊施設や旅行会社です

 

詳細がまだよく分からないのに

「半額になります」という
リリースばかりが先行する

 

 

観光業界は制度を使う側も

お客さんを受け入れる側も

小さな事業者がたくさんいます

 

制度を作ることも大事ですが

その制度を実際に動かす現場が

困らないようにしてほしい

 

「10月から半額なんでしょ?」

 

「いや……

まだ私にも分からないんです」

 

と答えるのは旅行会社としても

ちょっと情けないですからね

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

 

 

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