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観光立県おおいたの財源戦略

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です


2025年5月21日(水)
2089号になります

 

今日もよろしくお願いします

 

 

 

今日の朝刊の記事からですが

県はホテルや旅館の宿泊料金に

課税する

 

「宿泊税」

 

について

導入に向けた検討を始めることを

明らかにしました

 

 

 

宿泊税は自治体が独自に

課税する地方税で

 

東京都や京都市福岡市など

全国13の自治体で導入されていて

 

仙台市や浦安市、熊本市などが

現在導入を検討しています

 

県内でも別府市が導入の

検討が進められています

 

宿泊税の税額は各自治体で異なり

宿泊料金に応じて

100円〜1,000円程度の範囲で

設定されることが多いです

 

例えば、東京都では宿泊料金

10,000円以上の場合100円

15,000円以上の場合200円が課されます

 

 

自治体ごとに独自で設定できるので

観光立県おおいたとしては

新たな税収が見込めるというモノです

 

 

知事は昨日の会見で導入に向けた

検討会議を始めると表明し

 

外部有識者や宿泊事業者

別府市や他の市町村とも

調整しながら議論を進めるとの事です

 

 

 

「導入に際してメリットや

デメリットを県としていく

 

財源があればあるだけ

いろんな取り組みができる

 

宿泊税に求めていくことも

検討すべきではないかと思う」

と述べています

 

 

 

全国的に温泉には「入湯税」もあり

温泉や鉱泉浴場を利用する際に

課される税金です

 

これは、環境衛生施設の整備や

温泉源の保護、消防施設の設置

観光振興などの目的で徴収されており

 

全国的標準税率は

1人1日あたり150円なんですが

 

別府市は宿泊料金に応じて変動し

250円から500円を既にかけています

 

これにプラス県内一円で

宿泊税をかけるという事になれば

純粋な宿泊代金に消費税、宿泊税

そして入湯税という事になり

 

なかなかハードな課税となってきます

 

まあ、旅行業者としても

宿泊業者としても入湯税や宿泊税が

あるから「行かない、泊まらない」

と言う人はほとんど居ないわけで

 

煙草やガソリンの類いと一緒で

わからないうちに課税されてる

そんな感じの税金です

 

観光の財源として活用されるなら

あえてグズグズ言う必要もないのかなと

 

むしろ

日本一のおんせん資源を持つ

大分県としては訪れる方から

 

宿泊税をいただきましょうと言うのは

歓迎すべきだと思った方がイイですね

 

 

貧乏県民の独り言でした

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

 

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