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緊張が身体から溢れ出て営業してませんか?

 

おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています

 

おおいたツーリストの中村です

 

2023年8月11日(金)1445号

今日も宜しくお願いします

 

 

 

今日は何で祝日なんだ?

と、カレンダーを見ると

「山の日」とありました

 

 

 

 

「海の日」だの「山の日」だの

子どもの頃にはなかった祝日が

いつの間にか出来て定着して

 

 

とりあえず反対する理由もないので

言われた通りお休みにしてますが

 

 

結局、やることが終わらないので

朝から会社に来て事務処理やってます

 

 

結局、15日までお盆休みに

してるんですが、恐らくほとんど

出てくると思われます

 

 

 

うちの事務所

ほとんど誰も来ないんですが

 

月に一回くらい

生命保険会社の担当で

岩本さんという女性が訪れてくれます

 

 

一応、セールスなんだと思いますが

見込客にもならないような私に

定期訪問をされてこられます

 

保険営業になって丸二年だそうで

とても柔和な人柄で感じもよく

一通り雑談などをされて帰るんですが

 

向こうも仕事なので

会社が毎月発行している冊子や

いま、おすすめの商品の

パンフレットを鞄から出して

差し出します

 

 

そのタイミングが

さも「バチッ」っと

 

スイッチがオフからオンに

入れ替わるように緊張感があって

 

先日も、直接本人に言ったんですが

 

「何かその感じが伝わりすぎて

相手が警戒してしまうよ」と

 

 

これって、

私も住宅営業時代してた時

同じような経験があるので

岩本さんの気持ちがわかるんですが

 

 

本題に入ろうとすると

緊張モードに切り替わって

 

これから検討しようかな~

くらいで見に来ているお客様には

「売り込まれるかも~」という

警戒心に変わってしまうんです

 

 

 

顧客が何かを買おうと思う時は

ネットで十分、下調べして

競合商品とか、同価格帯のものとか

比較したうえで来てるので

 

お客様がある程度、質問するまで

売るモードは出しちゃだめですね

 

選択権はお客様にあるので

もう営業の選別もそこで始まってます

 

 

中には、ガツガツ行かないと

「やる気のない営業」と思われる

場合もあるんですがそれは稀です

 

 

あの住宅営業時代の

肩に力が入りまくってた頃は

もう、商談中ずっと緊張してて

 

「この見込み客がダメになったら

どうしよう、今月はもういないし」

みたいなことをずっと考えてました

 

 

 

 

お客様が描くマイホームよりも

自分の契約の事しか考えてなくて

必死なのが表れてました

 

 

当時の会社や上司や周りの環境の

影響もあったんでしょうが

 

あれじゃ、引かれるわな

 

と、今では思えるような

そんな営業をしてました

 

それくらい

本気だったんでしょうし

岩本さんの事もよくわかります

 

 

 

私はもともと

旅行17年→住宅3年→

そしてまた旅行に戻り

もうかれこれ13年ですから

 

旅行が合ってるんだろうなと

自分でわかります

 

 

この仕事って

営業職であっても

車とか住宅とか保険みたいに

 

月末の最後の最後まで

あと1件何とかねじ込むみたいな

そんな感じはなくて

 

常に何か月か先の仕事を

追って契約したり手配してるので

 

月末の31日に

なんとか今月の数字を上げよう

などという観念がなくて

 

月末だろうが、早く帰れますし

月の中ごろにはその月の数字も

ほぼわかっています

 

 

だから住宅に移った時

「契約も上げてないのにもう帰るのか」

と、月末の夜に先輩社員に言われ

 

決まるかわからない契約を貰いに

客先へ行く同僚に違和感しか

ありませんでした

 

でもそれが、住宅営業の常識でした

(当時の、かな)

 

 

旅行は住宅などのように

明確にクロージングはしません

 

相見積の場合は

 

ウチで決まるにせよ

他所で決まるにせよ

 

後日、連絡があるか

聞きますから

その時は既に決まってます

 

決まらなかったとしても

「あ~、そうですか」

くらいのテンションで

 

 

今月の見込みがこれで無くなる

みたいな話はなくて

 

 

何か月か先の、別の仕事を

取ってくればいいだけの話

 

 

まあ、大手と呼ばれる旅行会社だと

もっと厳しく詰められたり

するのかもしれませんが

 

 

少なくとも私はこの仕事の

決まるか、決まらないかで

緊張した事ってないんです

 

だから、私のような

傷つきたくない症候群には

向いてるのでしょう

 

 

むしろ、心の何処かで

「決まんなくてもいいぞ」と

思ってる所もあるかもしれません

 

 

だから、客先でも最後まで世間話で

スイッチがオフのままで帰る

 

そしたら仕事が決まる

そんな繰り返しなんです

 

 

「それだったらネットのほうが

安いですから、やり方教えます」

とか

 

「大手さんのほうが

安心なんじゃないですか」

などと平気で言ってしまうので、

 

時々

 

「商売っ気がないね~」

なんて

言われることすらあります

 

 

仕事を頂いた以上は、

自分の中で出来得る限り

一番いいものにして仕上げる意識で

取り組んではいますが

 

 

その前の段階が

少し崩壊してますけどね

 

 

それでやってこれてるから

いいんでしょう

 

 

人には息がしやすい環境と

そうではないところがあって

 

息が詰まりそうなところでは

身体を壊してしまいます

 

 

成長していくために乗り越える

必要な経験と捉えて頑張るか

 

思い切って環境を変えてみるか

 

 

後で振り返ってみないと

わからない事も多いんですが

 

身体壊してまでやる事なんて

何ひとつないですよ

 

今はそういう時代です

自分を労わってあげて下さい

 

「ご縁があれば決まるだろ」

くらいの感じで接することです

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

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