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第8期終了に思う「団体」の今後

 

 

おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています

 

おおいたツーリストの中村です

 

2023年8月31日(木)1465号

今日も宜しくお願いします

 

 

8月決算の当社としては

今日が第8期最後の日

 

今期は全体の3分の2は

まだまだコロナに足を引っ張られ

 

その割に全国旅行支援という

当社にとっては中途半端な施策に

それほど恩恵を受けることもなく

 

春くらいからやっと

タイミングで言えば

 

5月の連休明けから

5類に引き下げられますと

発表になったくらいの頃から

 

 

やっと徐々に見積依頼も回復してきて

ここ3~4か月は割と忙しいものの

 

今度はバスがとれない

昼食施設がとれない

ホテルがとれない

 

と、仕入れに苦戦する日々

 

総括すれば、

「全然」なんでしょうが

一人でやっている以上「大健闘」だと

わざと思うようにしています

 

 

明日から始まる第9期は

事務所の移転をはじめ

さまざまな経費の見直しと

積極営業への転換(?)で

ガラッと変えていこうと

思っています

 

 

 

また、

この第9期の決算内容が

旅行業登録免許更新に必要となる

資産基準となるので

 

 

結果次第では

あと2年で旅行業終了

ということも十分あり得ます

 

 

このコロナ禍という大きな波は

観光業に大きな影響を与え

 

将来に対しても希望が見えなく

なるくらいの大きな影響を与えました

 

 

へらへらしながら

何とか乗り切ったものの

 

正直、相当疲弊したのも事実で

更新してあと5年延長したとして

そこに価値があるのだろうかと

最近はそんなことも感じます

 

それくらい精神的なダメージは

大きかった3年だったと思います

 

 

若いころ、各地にいた

この人が一声かければ

バス1台分くらいの参加者を

すぐに集めてくれていた

世話好きの幹事さんという方々が

どんどんいなくなって

 

 

団体で食事がとれていた観光施設は

売店だけの施設にかわり

ホテルは宴会場を客室に改装し

 

 

結局、仲居さんもバスガイドも

コロナが落ち着いても戻らず

 

私が今まで携わってきた

「団体旅行」というモノは

 

もう間もなく消滅するんじゃないか

という所まできています

 

この30年で旅行の形態も随分変化し

「個」での新しい旅の形と言うのが

いろいろと生まれてきましたから

そのニーズをうまく拾いあげて・・・

 

 

というほど、

柔軟に対応できる歳でもないで

 

こっから先は運を天に任せて

というか、「可否を県に任せて」

 

やっていいというのなら

続ければいいし

ダメだというなら別の事を

すればいい

 

 

恐らく2年後の今頃は

もう、答えがでてますから

 

11期が迎えられるとすれば

まだ、旅行業を続けてもいいよという

天の声があるのかもしれません

 

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

 

 

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