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海外航空券の中身はこうなっている①

 

おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています

 

おおいたツーリストの中村です

 

 

2023年7月03日(月)1406号

今日も宜しくお願いします

 

 

今朝も朝から激しく雨が降って

熊本県では線状降水帯が発生

 

先週末のような記録的な大雨に

なると、また土砂崩れなどの被害が

心配されます

 

 

 

月明けの、週明け

ここのスタートが雨というのも

気持ち的には上がりません

 

 

 

 

さて、円安が加速していて

1ドル145円くらいまで

下がってきています

 

 

昨年10月に150円台まで

下げたのちに徐々に介入もあり

 

130円半ばくらいで

落ち着いていたのが

ここにきて145円台となると

 

 

 

インバウンドには大歓迎ですが

邦人が海外に行く気には

なれないのではないでしょうか

 

 

そもそも

この円安や、原油高が

旅行代金に反映されてくるのは

しばらくたってからですから

 

 

現在、作成されて

間もなく店頭に並ぶ海外商品の

次のパンフレットという事に

なりますから

 

旅行会社各社も頭が痛いところです

 

 

 

海外旅行の代金が決まる時

大まかにいえば

航空代金(AIR部分)と

現地費用(LAND部分)

を組み合わせたものとなります

 

 

現地費用は主にホテルや

観光、送迎、ガイド、入場料です

 

もちろん現地費用も

円安の影響は受けるのですが

 

航空代金のほうが

もっと顕著に表れてきます

 

一般的に航空券代金には

航空会社の運賃料金となる

正規の航空運賃(代金)のほかに

 

 

・燃油サーチャージ

・航空保険料

・国内空港使用料

・現地空港諸税

 

 

の不随費用が含まれてきます

 

 

 

 

「航空券代」と言われる中身も

昔は単純に

「航空券代」だったんですが

 

いまでは上記のような要素が

組み込まれて

ひとつの航空券を形成しています

 

詳しく見れば

チケットの中身についても

書かれていますが

 

E-チケットや

オンラインチケットが

増えてきて

 

そこまで詳しく

中身を見ている方も

いないのではないでしょうか

 

 

例えば

燃油サーチャージ

 

これは燃油付加運賃とも言いますが

各航空会社で、その時々の航空燃料

価格に応じて上下する額で

 

 

多くの航空会社では2か月毎に

見直され金額が変更されます

 

 

例えば8月1日から9月30日発券分は

今年4月から5月の2か月平均価格を

もとに平均航空燃油価格が算出されます

 

その確認を6月に行い

8月1日からの発券をベースに

金額が決まるという仕組みです

 

 

当然、距離によって金額も異なり

日本からの場合

近くのアジア路線に比べ

欧米線は高くなります

 

 

一例として

台湾のエバー航空の場合

 

日本の各空港から台北線で7,000円

沖縄から台北線で4,000円

 

日本から台北経由の北米や欧州で

13,000円など

 

原油価格が上がれば、

この先も見直され

サーチャージは高くなります

 

 

これは、大人子供関係なく

座席を占有する限り同額です

 

親が抱っこした2歳未満の幼児のみ

免除となります

 

 

少し長くなりましたので

航空保険料と諸税、使用料は

また、明日にします

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

 

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