歩くことが億劫になっていませんか?
おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2023年4月26日(水)1338号
今日も宜しくお願いします
おとといの夜、
先日の西本願寺さんの慶参法要旅行で
お世話になった
大分教区大野組の役員さん方と
反省会を催すこととなり
私も同席させて頂きました
その中で旅行について
様々な振り返りがあり
食事について、ホテルについて
宴会について、観光についてなど
ひとつひとつ細かく
ご指摘をいただく部分や
お褒めを頂く部分などがあり
中でも、全体的に食事内容について
参加されたご門徒様より評判がよかったと
有難いお褒めの言葉を頂きました
旅行全体としては
おおよそ好評で無事に終わったのですが
その中で気になったのが
「かなり歩いて疲れた」
という言葉を多く聞きました
しかし、実際私もご一緒してますが
そんなに歩いたという実感はありません
役員さん方も
40代から50代の
私とほぼ同じくらいの方々でしたが
やはり口々に今回の旅行の
歩行距離を口にされています
大原三千院、比叡山延暦寺、彦根城
こういった見学先に立ち寄りました
確かにバスから参拝や見学のために
いくらかは歩きますが
これと言ってキツイとは
思っていませんでした
これが70代、80代の方なら
確かにキツかったかもしれませんが
同年代の男性方に
そう思われていたのは意外でした
私は体重が100キロ弱あって
中学生くらいから、人生の大半を
この体形で生きてきました
53歳の現在でも95キロほどあり
医者にはあと20キロ痩せてくださいと
言われ続けている人間です
ただ、不思議なことに
歩くこと、
しかも長距離を歩くことは
それほど億劫でも
嫌でもありません
むしろ、
長時間歩けるような時は
革靴をスニーカーに履き替え
意識して早歩きしたり
大股で歩いたり
そんな事をしています
確かに、10キロとかになると
それなりにきついのですが
天気のいい日は
別大国道を往復したり
クルマを止めて
知らない住宅街を目的もなく
延々歩き回ったりしています
いつもと違う場所は
いろんなものが見られたり
匂いが嗅げたり
歩くこと自体が楽しいものです
たまたま今朝、
何年ぶりかで整形外科に行きまして
首から腰にかけてが、どうも
痛いので湿布をもらいにいくと
「たくさん歩いてください」と
先生に言われ、改めて歩行の重要さを
教えていただきました
添乗時はこんぴらさんにも
お客様と登りますし
たくさん歩くことはむしろ好きです
ただ、問題なのは
私とお客様との意識が違っていると
私が大したことはないと思い
コースに入れた見学地が
お客さんにとっては大変しんどい
キツイだけのものとなってしまう
可能性があること
このあたりの認識がズレると
旅行が楽しいものでは
なくなってしまう恐れがあります
この前の日曜日
北九州と下関を結ぶ関門海峡を
歩いて渡った同年代の方々も
なかなかしんどかったと
仰っていました
私はお客さまと一緒に何度も歩いているので
「全然、大したことない」という認識ですが
高齢のお客様にとっては
くるんじゃなかったと
後悔される方もいるかもしれません
普段から歩いて足腰を鍛えて
旅行に参加してください!
というのは、簡単ですが
人それぞれ、体力にも個人差はあるし
脚や腰に慢性の痛みを持つ人もいます
どのくらいの距離歩くのか
登り下りはあるのか
時間はどの程度とれるのか
参加者の方が不安にならないよう
安心して参加していただける
情報の提供も大事です
その辺も意識して
コースを作れるよう心がけます
それでは今日はこれくらいで