楽しい乗り物ほどしっかりとした安全対策を
おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2023年3月30日(木)1311号
今日も宜しくお願いします
ニュースでも連日
取り上げられていますが
おととい発生した
京都府亀岡市の「保津川下り」で
遊覧船が転覆した事故
船が岩にぶつかり転覆
乗客ら28人が投げ出されて
船頭1名が死亡、
別の男性船頭が今も行方不明の
状態となっています
私がこの保津川下りを
最後にやったのは
もう5~6年前だったと思いますが
亀岡から嵐山までのこの遊覧船
観光客に人気で何度か乗ったことが
あります、でもだいたいは秋ですね
流された乗客は
この時期の水温の低さで
身体がまったく動かないような
冷たさだったと言っています
結構な山奥なので、特にこの時期は
まだまだ寒いと思います
今回は救命胴衣を着用していたことで
幸いなことに乗客の犠牲者が
なかったことが何よりでしたし
その辺の安全対策が
施されていたことが
乗客に犠牲者を出さなかった
一番の理由だと思います
思い出されるのは
昨年4月のオホーツク遊覧船
「KAZU1」の沈没事故
4月23日というゴールデンウィーク前の
やっとこれから観光シーズンが
始まるという矢先でした
この事故については
運行前から船底に異常が見られたなど
人災的な要因があったこと
また26名全員が、死亡や行方不明という
大惨事になってことで
運行会社の責任が問われました
コロナも落ち着きやっと
観光客が増えてきた矢先の
今回の保津川下りでの事故は
大変、残念ではありますが
観光遊覧船とは言え
交通機関の一つですから
事故とは隣り合わせなのは
自覚しておくべきで
ベテランの船頭でも
こうしたことが起きてしまうことを
充分、知ったうえで
楽しむアクテビティです
どんな乗り物でも
社会生活を送っていても
「絶対大丈夫」はない訳で
一寸先はわからないと思って
生きてかないとだめってことですね
不明の船頭さんの安否が気がかりですが
何とか無事であってほしいものです
また、お亡くなりになられた船頭さんの
ご冥福をお祈りいたします
それでは、今日はこれくらいで