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新語・流行語から「インバウン丼」に思う

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です

 

 

2024年11月5日(火)

1894号になります

 

 

今日もよろしくお願いします

 

 

本日、午後二時解禁で今年の

 

「ユーキャン新語・流行語大賞」

 

でノミネートされた30の言葉が

発表されました

 

今年ももうそんな時期なんだなと

あらためて感じます

 

テレビでも言ってましたが

今年も残り八週間で大晦日

 

そんなふうに言われると

なんか急に押し迫った感じになります

 

 

毎年、新語・流行語大賞は

最終的に何になるかよりも

ノミネートされた言葉で一年を振り返る

そんな楽しみがあります

 

 

「はて?」

「ふてほど」

「はいよろこんで」

などは

 

個人的にわりとよくわかります

 

 

 

旅行業界的に言えば

「コンビニ富士山」

「インバウン丼」

でしょうか

 

 

インバウン丼とは

訪日外国人客に人気の高い海鮮丼で

 

インバウンドと丼を合わせた造語

豊洲の「千客万来」で一杯6,980円で

豊富な海産物が豪華に盛られた丼

 

 

 

6980円と言うのはほんの一例で

高いものだと1万5千円以上なんていう

そんな海鮮丼もあります

 

 

この背景にはコロナ明けに

どっと押し寄せた訪日外国人客の

惜しげもなく買う、遊ぶ、使う

消費行動があり、また円安で

 

かつてに比べ日本旅行は「安い」

イメージがあります

 

 

とはいえ、やはり日本人としては

デフレもあり「丼一杯で一万円?」

という、信じられない気持ちもあり

 

 

正直、今の旅行業界もそんな「丼」に

近いものがあったりします

 

 

 

 

 

コロナ前まで、せいぜいシングル1泊

数千円だったようなホテルが

 

この秋のシーズンの休前日は

平気で2万以上するのですから

 

食事も、交通機関も何でもそうですが

訪日外国人に併せた価格設定に

邦人観光客も合わせないと取れない

 

そんな現象がおきています

 

 

高い丼を提供する事が悪いのではありません

それを満足して食べ払うのですから

商売としては全然アリだと思います

 

アリだとは思いますが

こんな金出して食べるほどの丼か?

 

と、同時にこんな料金払って泊るホテルか?

そんな事が凄く多くなってきました

 

 

これからは、これが当たり前

スタンダードなんだと

割り切って、お客様に販売しないと

 

イチイチ仕入金額見ながら

お客様に申し訳ないなとか

思ってたら前に進めないのかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

別にボッタクッテるわけじゃない

外人さんだって、美味しい、満足だ

そう言ってくれてるのなら

日本経済の消費拡大にいい事だ!

 

 

というのが本来なんでしょうが

 

 

どっかで

バチが当たりそうな気がするのは

 

私に貧乏根性が沁み付いて

いるからなんでしょうかね

 

モノの価値なんて

人それぞれですからね

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

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