出入国在留管理庁が誕生します
大分で貸切バスを使う旅行や送迎で
お得に手間なく予約されたいお客様の
お手伝いをしております
同時に
大分の観光情報や身近な話題
最近の出来事で感じたことを
わたくし目線で書いております
おおいたツーリストの中村です
きょうも少しお付き合い下さい
「C.I.Q」ってご存知ですか?
私達、旅行業とか航空・港湾関係の
業界で使用されている言葉です
・C(Customs)は税関
・I(Immigration)は出入国管理
・Q(Quarantine)は検疫
のそれぞれの頭文字です
外国人や、邦人海外旅行者や
海外産の物が入国するときに
点検や調査などの手続きを行う
3施設をまとめてCIQといいます
海外旅行から帰って来た時を
思い出して頂くとわかりやすいですが
まず、検疫(Q)では動植物や食べ物の
点検を検疫所が行っています
素通りする感じなので、印象は薄いかも
しれませんが、海外で病気や発熱などの
症状があれば申告する必要があります
エボラ出血熱やマラリア、デング熱などの
感染症が入ってこないようにするために
外国人や海外旅行をしていた人、
輸入品などを点検するのです
出入国管理(I)では国内と海外を出入りする
人を確認する仕事を行っています
パスポートにハンコくれる所といえばここです
税関(C)では持ってきたものに
税金が課せられる手続きをする所です
赤のレーンは課税、緑は免税のレーン
海外の免税店で免税範囲を超える
洋酒やタバコを買いすぎて課税金を
払うのはここです
検疫は部署によって所管官庁が
分かれており
人や食品は厚生労働省の検疫担当官
動植物は農林水産省の担当官です
で、入国管理は法務省
税関は財務省が管轄です
で、前置きがすごく長くて
ここからが本題なんですが。。。
その出入国管理を行う法務省管轄の
入国管理局が、この4月からめでたく
出入国在留管理庁
として生まれるのだそうです
入国管理局は法務省の内局(内部部局)
4月からは⇒庁、いわゆる外局となります
更に昇格すると省となるんだそうですが
なぜ、内局から昇格させる必要があった?
それには、急増する外国人に対応するため
部署の新設や再編が伴うためでした
外国人労働者の受け入れ拡大で
不法滞在者の取り締まりを厳格化する
「出入国管理部」と
外国人が安心して、生活、就労できる
ように環境整備することを目的とする
「在留管理支援部」を新設する
介護施設をはじめ、人手不足を補うため
外国人の労働力は不可欠になってきて
今後ますます、受入れしていかなければ
日本社会が立ち行かなくなってくるようです
先日、知り合いの警察官が
「外国語のできる警察官が求められていて
現職の多くの警官も語学学習してる」と
言っていました
気が付けば、大分県内でもたくさん
外国人が暮らしていますし
こういう省庁の新設や再編も必要に
なってくるんだと思います
出入国管理と聞いて旅行業の私としては
「空港のイミグレーション係員が
増えれば並ぶ時間が短くなる」くらいしか
思わなかった私でも、記事を読んで
調べてみると、日本の現状と対策が
進められていることがよくわかります
出入国在留管理庁の今後の活躍を
願っています
では、今日はこれくらいで