人生には「損切りやナンピン」も必要だ!!
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2024年4月13日(土)1689号
今日も宜しくお願いします
私はあまり漫画だとか
アニメとかに詳しくないのですが
何かというと
スラムダンクの先生の人が
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
っていうこのコマを良く見かけます
ご存じの方も多いのではないでしょうか?
前後の流れが判らないので
言葉の通り受け止めると
そう言う事なんでしょうが
最後に?があるという事は
その言葉自体が疑問なのか?
どうなんでしょう
まあ、それはいいとして
それくらい、いろんな場面で
継続する事の大事さを語る
シーンって多いですよね
あの、松下幸之助翁も
「世に言う失敗の多くは成功する迄に
諦めてしまう処に原因があるように思われる
最後の最後まであきらめてはいけない」
という言葉を残されています
そして、あの板坂裕治郎翁も
失敗ってなんなんじゃろう
その失敗を反省して
最終的に成功に導けば
それは失敗じゃなくなる
結局失敗とは
失敗したことをそのままで終わらすこと
と、先日のブログに書かれています
世の中的には、
確かにそうかもと
思うのですが
日本人の美的感覚が
「辛抱して苦労して努力して
最後に成功してすべて報われる」
そんな話が美しいとされているだけで
私は、結構そうは思わないんです
続けたいんなら、続けてもいいけど
自信がないとか、好きでもないとか
これって続けてもどうなんだろう?
って思うなら
早めに撤退すべきなんじゃないかと
今は、寛容になってきましたが
昔は、学校や会社を辞めるのって
理由も聞く前から
「ちょっと待て!」
「もったいない」
「もっと頑張れ!」って
みんなそんな感じでしたよ
逃げるな!みたいにね
私はどっちかというと
すぐにやめたり、逃げたり、諦めたり
しながら生きて来たんですけど
「違うな」と感じたら早めに撤退
まあ、考え方が日本的というより
「外資的」なんだと思います
だから、本当は
ゴールドマンサックスとかで働けば
活躍できるのかもしれません
株式投資の世界には
面白い言葉や格言があります
買ったそばから下がっても
ある程度資金があれば
下がったところで再度
買い増しして
平均購入単価を下げる
それが「ナンピン買い」
急がなくていいのなら
しばらく放置して待つ
「塩漬け」もできます
でも、時間も金もなければ
早々に負けを認めて損をしても
購入価格より下で売る
それが「損切り」です
なんでそんなもったいない事を・・・
と、思われる方もいるかもしれません
もったいないは、将来また損を
取り返せる前提があっての話です
今、撤退すれば明日よりも
損害が少ないかもしれません
はじめは6億から7億と言われていた
一平さんですが、昨日新たに判明した
報道ではもう24億とも25億とも
最終的にはもっと出てくるのかも
負けて、取り返そうとして続けて、続けて
たぶん、一平さんの脳裏にも
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
という漫画の一コマが頭をよぎり
勝手な想像ですが
引き返せなくなったんでしょう
まあ、他人の口座
しかもスーパースターの口座を
自由に操れたから
こんな事になってしまったんでしょうが
手持ちのカネの範囲で賭け
嫁さんにバレるかバレないかくらいの
自分で何とかできる程度で損切りして
どうにかなったのなら
彼は「容疑者」にまで
なることはなかったでんしょう
天国から地獄とはこのことで
人生っていうのはこうも残酷で
ドラマチックなのかと感じます
そんなふうに思えば
私のような「損切り」人生も
大きく踏み外すことはないかな
と、妙な安心感を覚えます
それでいいかどうかは判りませんが
それでは今日はこれくらいで