アフター14号に感じた違和感
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
今日もよろしくお願いします
緊急告知です
あさって22日は私の誕生日です
53歳になります
最近、気が付くと過ぎてる
なんてことがありますから
今日のうちから告知しておきます
当然、あすのブログは
イブとして、そして前夜祭として
華々しいイベントの模様を
お知らせする事でしょう
正直、50も過ぎると
誕生日の何がめでたいんだと
自分でも思いますし
家族が特に気に留めてるフシも
ありませんから
ただ単に人生の残りの砂が
上から下に少しづつ減ってきてる事を
感じる節目なのかなとしか
思ってませんけど
そうそう、
今朝のテレビでもやってましたが
小田和正さんは
今日75歳の誕生日だそうで
その小田さんは台風が接近する
18日の日曜日に福岡でコンサートを
予定していたものの公演を中止
そしてもうひとり
先週14日に73歳の誕生日を迎えた
矢沢永吉さんは同じ18日夜の
福岡ペイペイドームでのライブを
決行したことが話題になっています
最初このネットニュースを読んで
何が悪いのかよくわかりませんでした
もっと言えば
「やっぱ70過ぎると二歳差は
片方はやめて、片方はやるんだ」
くらいにしか思ってませんでしたが
要は台風接近がわかっていて強行し
公共交通機関が全て止まり
ライブに行っていたファン達は
帰宅困難者になってしまったから
永ちゃんや主催者側は中止するべき
だったんじゃないか!
と、どうもそこが問題らしい
この記事を読むと、事前に主催者側は
帰宅時の足の確保や、断念される場合は
払い戻ししますのでその上でお越しください
と、案内していたそうです
遠くは北海道など全国各地から
ファンは駆け付けていたそうで
ライブが終わった午後8時ごろは
バスも地下鉄も止まり、タクシーは
つかまらず、ずぶぬれで荷物を持って
ホテルまで帰っていたそうです
中にはレンタカーを借りて
他県まで帰ったという方もいたそうで
(レンタカー屋さんはやってたんだ)
ここまで読んで私は思いました
貸切バスを3台くらい手配していれば
あの夜、めちゃくちゃ儲けられたのにと
まあ、それはいいとして
私は永ちゃんのファンでもないし
興行的なこともズブズブの素人なんで
振替公演をするべきだったという
ネット民たちが言うように
簡単にそれが出来るのか解りませんが
けっこう準備とかスタッフとかにも
経費はかかってるでしょうし
第一、ライブに行ったファンからは
不満なんか聞かれないみたいだし
「それでもし、事故でもあったら
主催者側や矢沢永吉さんはどう責任を
とられるおつもりなんでしょうか?」
とかいうネット民の書き込みを見て
この国はどんだけ叩き癖がついたんだと
ちょっと呆れてしまいました
逆に公演中止の判断をした
小田和正さんには拍手喝采状態です
私は思います
どっちもありだと
どっちも正解でしょう
そもそも利害関係のない第三者が
がちゃがちゃ口出しする事はないと
私はその日曜日の夜
ホテルのフロントに立ってました
つい何日か前までは
稼働率40%程度だったのに
早めに行ってみるとほぼ満室
台風でキャンセルになるのは僅かで
県内至る所から、避難の予約で
たくさんの方が昼過ぎからロビーで
チェックインを待ってる状態でした
夕方から夜にかけて
緊急メールがスマホに届く度
「今日、一泊できませんか?」
「いまから3人とまれませんか」
と、電話がかかってきます
緊急メールが鳴ると、そのあと
立て続けにかかり始めます
私だけでも
20本以上とったでしょうか
一番最後にとった電話は
午前零時を回っていましたから
よっぽど切迫していたんでしょう
心苦しい気はしますが
用意できないものはしかたない
と、同時にこんなになる前に
なぜ予測して行動しないんだろう
第一こんな夜中に車でホテルに
来る方が危ないような・・・
という気もします
「まさかこんなに凄いとは」って
いやいや、最大級に強い台風って
けっこう言ってましたよ~
このあたりのぬるさ、甘さ
一方で叩けるものは叩く
最初の話のネット民と
電話で聞いてきた方が
イコールではないのは
もちろん解っていますが
なんか私の中ではなぜか
結びついてしまう違和感でした
ホント日本は変わってしまいました
まあ、独り言みたいなもんです
それでは今日はこれくらいで