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そのバスって、安全?

 

 

大分で貸切バスを使う旅行や送迎で

お得に手間なく予約されたいお客様の

お手伝いをしております

 

 

同時に

大分の観光情報や身近な話題

最近の出来事で感じたことを

わたくし目線で書いております

 

おおいたツーリストの中村です

きょうも少しお付き合い下さい

 
 
 
9日の合同新聞夕刊の記事です
(凄くちっちゃな記事を取り上げて
バス会社さんには申し訳ないですが)
 
 
 
9日午前中、日田市天瀬町馬原の
大分自動車道下り線
日田IC―天瀬高塚IC間で
 
 
安心院に向かっていた福岡県柳川市の
「有明交通」の小型バスエンジン付近から
走行中に出火したというものです
 
 
幸いにも今回の車両火災で、乗客13人と
乗務員にけが人は無かったそうですが
乗車中のお客様は怖かったと思います
 
 
(有明交通の小型バス)
 
写真を見る限り、三菱ふそう製の
25名シートの小型バスだと思います
 
この全長7メートル未満の25席タイプは
メーカー各社とも現在製造していません
 
 
しかし、貸切バス借上代のみならず
高速道路代も中型車区分と安いため
少グループでの需要は多く
 
バス会社では、中古車市場で探していて
多少、古くても、走行距離が多くても
人気はあるんだと伺いました
 
 
では、今回の火災原因は
 
整備が不十分だったから?
 
バスが古かったから?
 
原因は、まだわかりませんが
 
 
事業用バスについては、毎年10〜20件程度の
車両火災が発生しているらしく
 
その原因の第一位は「点検整備不十分」
第二位は「整備作業ミス」なんだとか
 
 
「点検整備不十分」とは、長い間、整備をして
なかったり、定期交換部品を変えてなかったり
することが原因です
 

 

同じく、出火原因の2位の「整備作業ミス」は

整備で部品の取り付けなどが不十分だったり

取付け方が間違ったりしていたということです

 

 

整備士の「ウエス」や「軍手」をエンジンルーム

に置き忘れて出火したケースもあるそうです

 

 

このように車両火災の原因は、一般的には

ヒューマンエラーによるものが多いようです

 

(イメージ)

 

しかしながら、今回の「有明交通」さんの

サイトを拝見する限り、自社での整備はもちろん

板金や塗装までされているようです

 

SNSを利用した情報発信もされていますし

新型車両の導入にも積極的に取り組まれています

 

この規模のバス会社さんでは

ちゃんとされている印象を受けました

 

 

では、バスが古いから出火したのか?

 

過去に出火しているバスも、走行距離が100万㌔

を超えた古いバスばかりでなく、20万㌔以下の

新しいバスも火災を起こしています

 

 

 

結果として、バスの火災は人為的ミスと

後部にエンジンがあり熱を冷ましにくいと言う

バス本来がもつ構造的な要因があるようです

 

 

 結果、ミスなくしっかり点検整備されていれば

バスの火災はかなり防ぐ事はできると思います

 

 

お客様にすれば難しい理屈は、どうでもいいから

「安全なバスだけ紹介して」

おっしゃられるかも知れません

 

 

「○○バスなら、○○交通なら安心です」

などと、言う事はあり得ません

 

どんな会社でも、バスでも、乗務員でも

起こる可能性はゼロではありません

 

 

しかし

 

選択時の目安となる「安全評価制度」と

言うものがありますので続きはまた明日!

 

 

 

それでは、今日はこのくらいで

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