「JESTA」導入がもたらす観光DXと治安の未来
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2026年1月26日(月)
2348号になります
きょうもよろしくお願いします
きのうの話の続きになりますが
JESTA(日本版ESTA)が導入されれば
これまでの日本の入国管理のあり方を
根本から変える大きな転換点に
なってくると思います
その前に・・・
そもそもESTAって何だ?
という方も多いかも知れません
3年前にここに書いたESTAについての
記事がありますので貼っておきます
仕事や旅行でアメリカ圏に行かれた
若しくは頻繁に行く方なら
ご自身で取得するなり
旅行社に代行でとってもらうなりして
取った経験があると思いますが
これがないとパスポートだけでは
そもそも入国できません
しかも、ネットで申請するんですが
答える項目が多くてなかなかしんどい
ですが
これがなければ入れないとなると
嫌でも取得する羽目になります
現在、日本のビザ免除国は
例えば米国をはじめ70か国あるんです
これらの国の人は、
極端に言えば「パスポート1本」で
飛行機に乗れてしまいます
不審な人物かどうかは日本の空港に到着し
初めて審査官が判断するしかありません
JESTAが導入されると、現状の
「来た人を空港でさばく」後追いの形から
アメリカのように
「来る前に門前払いする」先手の形へと
シフトできるのです
つまり
①犯罪歴や過去の不法滞在歴がある人物は
航空券購入しても搭乗前に認証が拒否できる
②観光目的と言いながら、実際は働くつもりで
来るような怪しい滞在プランをAIやデータベース
によって事前照合ではじく
③これが一番大きい気がしますが、現状の
「とりあえず行けばなんとかなる」という
甘い認識に対する抑止力になります
④政府は2030年までに不法滞在者を
半減させる目標を掲げていますが
今より入国を厳しくすることで
国内での不法滞在や犯罪・不正受給の
温床を減らせると思います
私が昨日のブログで書いた
「甘さにつけこんでナメている」
は、主にこのあたりです
旅行・観光業に携わる者としては
事前に認証を済ませているので
空港の対面審査が簡略化されます
海外添乗で帰国した際も邦人と
外国人では別のレーンで並んで
そのレーンは結構時間かかりますが
顔認証などの活用で、今のような
入国審査で並ぶ時間がなくなります
現在、アメリカのESTA取得には
40.27ドル(155円換算で約6,300円)
かかっていますが
日本も同様に取得のための申請料を
仮に一人当たり10,000円取るとすれば
かかるコスト以上の収入が見込めるはず
政府は昨年4,200万人だった観光客を
2030年には6,000万人目標と言っていて
ならば入国審査の効率化は不可避ですし
現在、各地で始まっている宿泊税や
二重価格についても、対インバウンド向けに
もっと厳しめに設定していいと思います
言い方、考え方は凄く乱暴ですが
「減税して財源はどうするんだ!」
と、いろんな政党同士で言ってますが
訪日外国人から「せしめるんだ」
くらい言ってもいい気がします
まあ、微々たるもんでしょうが・・・
要は、それくらいしても
「日本は素晴らしい!」と
また来てくれるんですから
日本の観光施策はもっと
強気でやってほしいという事です
併せて地元、おんせん県大分も
外国人に選ばれる観光地として
温泉やグルメ以外に「これだ」
という新たな目玉が必要です
「観光立国」と「治安・秩序」を
両立させるためには1日も早く
JESTA導入をお願いしたいところです
それでは今日はこれくらいで




