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「おおいた」という不思議な場所

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です

 

 

2024年6月9日(日)

1746号になります

今日も宜しくお願いします

 

 

 

雨の日曜日ですね

 

昨日だったか、九州南部地方が

梅雨入りして、今日は四国が

梅雨入りしたそうです

 

 

 

 

 

この大分という所は

気象関係では福岡や佐賀などと

「北部九州」と呼ばれ

 

 

農機販売のクボタさんを始め

割と大きな企業さんの販売網の括りだと

熊本県と共に「中九州」と呼ばれ

 

 

交通網整備の遅れから陸の孤島

なとと揶揄される場合は

だいたい宮崎と一緒に「東九州」

となる不思議な場所

 

 

梅雨入りも、桜前線も

だいたい南から北上していくものは

この大分を素通りして

よその県に先を越されることが多い

 

 

何を競い合ってるか

全然分かりませんが

何となくいつもそんな気がしています

 

 

 

この気象庁が発表する際の予報用語の

「九州北部地方」

 

驚いたことに「山口県」も含むって

ご存じでしたか?

 

 

山口県、福岡県、大分県、

佐賀県、熊本県、長崎県

 

 

なんかいろいろ違和感あります

 

 

 

 

そもそも山口は九州じゃない

中国地方だろと言う気がします

 

 

特に柳井とか岩国とか

山口でも県の東部になると

もうほとんど広島ですし

 

萩なんてもう少し行けば島根です

 

やはり関門海峡で「びしっ」と

区切っとくべきじゃないでしょうか?

と言うのは、私の考えですが・・・

 

 

それともう一つ

大分、福岡、佐賀、長崎は

九州北部で納得できますが

 

熊本は北部じゃないだろ~

 

と思いません?

熊本入れるんなら

宮崎も大して変わらんし

 

そもそも沖縄と奄美地方は

九州本土ではないから

 

宮崎と鹿児島だけが

九州南部って少ないでしょ

 

 

鹿児島と宮崎の気象が似ていて

熊本とは違うという事なんでしょうが

何となく分類の仕方が違ってるような

 

 

 

と、まあ

そんな事にいちゃもんつけても

仕方ないのですが、

 

そんな九州北部でも

大分という所は、明らかに

博多弁でも熊本弁でも長崎弁でもなく

 

四国や中国地方の県の方と近い

「せとうち言葉」を使いますし

北部九州でもまた違う

 

「~じゃあけん」なんていうのは中国地方

「~しよるんよ」なんていうのは伊予言葉

が、大分弁に変化してきた言葉

 

 

いわゆる福岡や熊本のことば

「なんとかったい」「なんとかばい」

というのは日田のほうでは使っても

殆どの県内では使わない言葉

 

 

言葉や文化も

ちょっと九州の中でも浮いてる感じ

「それがわれらが大分県」

 

生まれ育ってた時は、

全然分からなかったけど

 

 

一度、上京してきて

仕事で日本中を回るようになって

大分のいい所もマイナーな所も

微妙な位置にあることも分かり

 

 

 

それでも、「温泉湧出量日本一」という

とてつもない武器をもって

 

 

ここ最近は、たくさんの方が

温泉を楽しみにいて頂けるのは

本当に誇らしいと思っています

 

 

とてつもない観光資源を活かし

九州にも全国にも埋もれていかない

自慢の大分にしていきたいものです

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

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