大分で旅行業をやっています

おおいたツーリストの中村です

 

 

 

今日から2月、爆発的に早いです

 

 

 

明日は早速、節分

バレンタインがあり

短いわりに祝日は2回あるし

 

 

 

今月も爆発的に早いんだと思います

 

 

 

それにしても暇です

 

昨年はまだ二月中旬くらいまで

結構、仕事あったんです

横浜のクルーズ船の話が始まるまで

 

 

このあたりまではコロナって

まだ中国の話だと舐めてんですけどね

 

 

 

それで、去年の今頃を

あらためて思い返してたら

 

 

 

ちょうど一年前、

佐伯市の蒲江にある家内の実家が

季節外れの大雨で裏山の土砂が崩れ

 

 

家の中まで土砂が流れ込み

家族総出で掻きだしに行き

 

 

そこにあのスーパーボランテイア

尾畠さんが手伝いに来てくれた

 

 

そんな記録が残っていました

 

 

 

 

夏ならまだしも

1月に300ミリを超えるような

集中豪雨が降ったため

 

 

海辺の急傾斜地に建つ実家や

その集落は、大変な被害を受け

 

 

市役所や消防団、地域の方など

たくさんの方々が復旧作業に

力を貸してくれました

 

 

 

 

畳や建具はもちろん

家具や家電、食器類まで

ほとんどが廃棄処分

 

 

佐伯市内に義弟の家があるので

復旧までの両親や祖母の住まいは

心配なく不自由さはないのですが

 

育った家がこんな被害に遭うのは

家内にすればショックだと思います

 

 

そんな中、あの尾畠さんが

ボランテイアとして手伝いに来て

下さったのです

 

 

尾畠さんの家は日出町の川崎で

大分空港まで車で15分くらいの場所

 

 

県南の蒲江までは片道100キロ

毎日スーパーカブで2時間半、

往復5時間かけて来て下さいました

 

 

 

 

朝8時から夕方まで

土砂の撤去、片づけが終わるまで

一週間ずっと来てくださいました

 

 

やはり、マスコミの影響もありますが

暗くなりがちな現場が明るくなりますし

 

当時80歳でしたが

とにかく若い人以上によく動くし

周囲に出す指示も的確

 

 

被災地の方々の心情を察し

休憩時間には笑わせて和ましたり

ほかの被災地の体験談を話してくれたり

 

 

対価・物品・飲食を求めないのが信条

行動はすべて、自己責任、自己完結

 

 

決してお礼など受け取らず

どこまでも奉仕の精神だけで行動する

 

 

彼のような生き方を見るてと

金勘定や損得ばかり気にして

生きてるのがアホらしくなってきます

 

 

まあ、今はまだ金も必要なので

仕方ない事なんでしょうが

 

あと5年もしたら100分の1でも

お手伝いできるような生き方をしたい

 

そんな事を思わせる人です

 

 

 

昨年秋の褒章で緑綬褒章を受けられ

「あと50年生きてボランテイアをする」

と、インタビューで答えられていた

 

 

あと50年はわからないけど

あと20年くらいは本当にできそうな

そんな期待をさせてくれます

 

 

いまも別府市の海岸清掃など

精力的に行っていらっしゃいます

 

本当に凄い方です

 

 

 

 

それでは、今日はこれくらいで