行橋別府100キロウォーク~その②~
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2024年10月13日(日)
1871号になります
今日もよろしくお願いします
初挑戦で行橋別府100キロウオークに
参加させていただき
桑園先輩のアドバイスも頂き
なんとか 15.5キロの築城公園まで
一緒に歩いてきましたが
ここで一気にペースダウンし
桑園さんと別れることに
国道10号沿いの歩道に出た途端
まったく追い付けずに
どんどん追い越されていきます
椎田から豊前に入ると
だんだん暗くなってきて
ちょっとした階段や段差で
右ふくらはぎが攣ってしまう
暗くなってからの十号線沿いは
ひたすら豊前で吉富にならない
山国大橋を渡ってやっと中津に入り
チェックポイント前の歩道橋の登り階段で
またしてもふくらはぎが攣ってしまい
どうみてもこれ以上は続けられない
と迷った挙句、中津でリタイヤしました
午後9時ごろでしょうか
我慢して続けても
あと10キロできるかどうかで
変な場所でリタイヤもできないので
早々に諦めました
チェックポイントのテントで
リタイヤを申し出ると
タグのついたゼッケンを
回収されるのですが
「今日は暑すぎたのでバテましたよね」
という労いの言葉
暑いとか関係なく
ただ単に練習不足なだけ
なんですけど
それがまた妙に沁みる
普段の生活の中で、こんなふうに
明らかに「落伍者です」という烙印を
押されることってないじゃないですか
バスが各ポイントに停車して
リタイヤした人だけを載せて
そのバスの左側の歩道を
まだまだ頑張り続けている選手たちが
黙々と歩き続けている姿を見る訳です
先頭付近の人は
既に80キロくらいまで来ていて
何という・・・同じ人間とは思えない
力の差をまざまざと見せつけられます
考えてみれば
何もこんなこと
お金払ってまで挑戦する必要なくて
体中、バキバキに痛くなって
揚げ句の果てにリタイヤという結果
世間の人から見れば
「やらなきゃいいのに」
と、思われるかもしれません
挑戦しなかったらこんな悔しさを
味わうことも無かったのです
時々、見かける事がある
もともと凄く優秀で
努力しなくてもできてしまう人って
いるじゃないですか
勉強でも運動でも
頑張らなくても成功してしまう人
ああいうのが格好いいと思いつつ
こういう時に、圧倒的に
自分はそうじゃない事を思い知らされる
むしろ普通の人以下
10代20代の若者ならともかく
この50代の鍛えても無い身体で
一体何が出来ようものか!
このクレイジーな戦場の舞台から
いち早く逃げ帰った自分は
「これからどうしようか」
帰りのバスでひたすら
そんな事を考えていました
午前0時前に、別府のゴール地点に
強制送還された私は
奥さんに迎えに来てもらい
桑園先輩が苦しみ続けている中
風呂に入って寝たのでありました
それでは今日はこれくらいで