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禍福は糾える縄の塞翁が馬~その1~

 

 

おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています

 

おおいたツーリストの中村です

 

2023年5月19日(金)1361号

今日も宜しくお願いします

 

 

 

 

人生というのは

いいことがあれば

悪いことがあり

 

 

その繰り返し

 

 

一見、

不運に思えたことが

幸運につながったり、

その逆だったりもする

 

 

なので人の幸か不幸かは

容易に判断しがたい

 

 

 

 

私は、昨日

性に合わないような

浮かれたブログを書きました

 

 

となると

次に訪れるのは当然

良くない出来事が訪れます

 

 

案の定

 

 

来ました

 

というか発覚しました

 

 

今週末から出発する社員旅行で

どうしようもないミスを

やらかしていました

 

 

 

その仕事の依頼は3月だったんですが

鹿児島方面の2泊3日

 

初日は熊本から南下し

最終日は宮崎周りで帰るというもの

 

 

2日間とも天文館のホテルに連泊し

2日目は鹿児島市内観光組と

屋久島観光組の2班にわかれます

 

 

まあ、今となってはいい訳というか

弁解なんですが

 

最初の実施予定時期は7月だったんです

 

4月の中旬に、

お客様の仕事の段取り的に

5月に前倒ししたほうが

よさそうだ

 

という事になり

その時点で日程の変更がありました

 

 

 

主だったところで

バスやホテル、あと食事場所や

船だったりの変更も生じます

 

 

この時にです

 

 

 

屋久島の日帰りで頼んでいた

観光タクシーの日程変更が

漏れていました

 

 

この旅行は添乗員が付かないので

お客様にあらかじめクーポンなど

旅行先で提出していただく書類を

作成してお持ちするので

 

 

一昨日、用意をしている最中に

その変更漏れが発覚

 

 

慌てて、空きを確認するも満車

他のタクシー会社も満車

もちろんジャンボタクシーも

マイクロバスも満車

 

レンタカーすらも満車

 

登山客や観光客が多く

考えられる手をすべて打つも

クルマを用意することができない

 

 

この時点で

かなり蒼白ぎみなんですが

 

幸いこのお客様の

屋久島観光組は4名さま

 

 

どうしようもないながら

最後の最後は自分がクルマを

フェリーに乗せ

 

屋久島まで行くしかない

 

そうでもしないと

お詫びのしようもないし

 

お客様としても

「どうすればいいの?」

という状態になってしまいます

 

 

 

以前、勤めていた旅行会社で

鹿児島支店長をしていた友人に

なにかいい方法はないかと

相談して、

 

いろいろ知り合いにも声を

掛けてくれたようですが

 

結局

「行くしかないだろう」

という結論になりました

 

 

 

お客様は

日曜日朝8時ごろ

鹿児島港から出発する高速艇

約二時間で屋久島に到着します

 

 

しかしその高速艇はフェリーでは

ないので車は乗せられません

 

お客様より先に

屋久島に到着してお迎えするには

 

前日の夜、

鹿児島港を出発するフェリーに

クルマと一緒に乗り込む必要があります

 

 

18時に鹿児島を出て

種子島に21:40に寄港し

朝まで停泊し

 

種子島を5:00にでて

それから2時間で屋久島に到着

 

13時間ものってて

結局動いてるのは5時間半

 

 

もう一社あるフェリー会社は

朝、鹿児島を出るので間に合わず

 

しかもエンジントラブル続きで

最近まで運休していたらしい

 

 

もしこのフェリーで行くとすれば

土曜日の朝、鹿児島を出て

土曜日の昼には屋久島に着く

 

そのためには

金曜日の夜に大分を出ることになる

 

 

 

仕方ないかと

その13時間の会社に電話すると

 

 

「車両がある場合は満席です」

 

 

と、予約を断られ万事休す

 

 

 

夕方4時にお客様のところに

クーポンなどを揃えて

伺わなければならないのに

 

この状態では

 

伺ったところで何といえばいい?

 

「屋久島あきらめてください」

と、でも言わなければどうしようもない

 

 

そんな状態です

 

 

 

「自信が確信に変わった」ように

「蒼白気味が蒼白に変わった」

 

 

そんな感じのお昼ごろでした

 

 

 

 

 

長くなったので

この続きはまた明日です

 

 

 

 

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