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新幹線の「全席指定化」に思う事

 

おんせん県おおいたで

貸切バス旅行を扱う

旅行会社をやっています


おおいたツーリストの中村です
 

2023年9月18日(月)1483号

今日も宜しくお願いします

 

 

 

シルバーウイーク最終日

今日は「敬老の日」

 

その敬老の日に

あえて問いたい!

 

 

 

 

先日、JR東海や西日本は

ゴールデンウイーク、お盆

そして年末年始などのピーク期

 

新幹線のぞみは「全席指定」に

すると発表しました

 

 

 

理由はさまざまあり

自由席の利用者がホームに滞留し

列車の発着が遅れるのを防ぐためや

 

自由席に座りきれない乗客が

指定席通路に入り込み問題化など

以前から対応が求められていた

そうです

 

 

 

導入時期は今年の年末年始

12月28日~来年1月4日からだそうで

 

16両編成ののぞみの場合

250席程度が指定席に変わるのだそう

 

 

これにより

東京大阪間で言えば片道850円

往復で1700円ほど上がるのですが

 

年間30日ほどある最繁忙期だと

さらにうわのせがあるので2,000円程度

運賃は高くなってしまいます

 

 

まあ私達、旅行社サイドで言えば

指定席が増えるのは、指定席が

取りやすくなって有難いのですが

 

 

何かとモノが高くて大変なのに

故郷への帰省の交通費も

家族が多くなれば、今より

ぐっと大変になってしまいます

 

 

何より、普段からスマホで

乗車券指定券の予約などやってない

高齢者は窓口で買うか電話で買うか

 

 

特にひかりの停車駅を利用している

地域にお住まいの方や

普段から自由席しか使わない方にとって

 

徐々に全席指定席化が

進んでくるとすれば、

それはまた可哀そうな気がします

 

 

ネットやスマホが普及し、

予約や変更の手続きは進化し

 

この10月から

東海道新幹線の「EXサービス」では

 

現行1か月前からの指定席発売が

1年前から予約できるように

なるそうですが

 

 

 

予約しやすい従来の方法と言うのも

少しは残しておいてほしいものだと

 

効率と生産性重視のJRさんには

シルバー世代に優しいJRを

お願いしたい気がします

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

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