教訓を生かして日頃から防災意識を
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おおいたツーリストの中村です
2023年3月11日(土)1292号
今日も宜しくお願いします
十二年前の今日起きた
東日本大震災
あの時生まれた子は
今年中学生になるのだといいます
早いのか遅いのか
遠く離れて直接的な被害も無かった
九州に住む私にとって
それは考えが及びません
とてつもない甚大な災害で
今でも家族や友人を
失った方々にとって
悲しみの癒えない
決して忘れる事はない日だと思います
そんなさなか連日連夜、
WBC侍ジャパンの話題でもちきりで
大活躍している大谷翔平選手が
岩手県の出身
今夜、先発予定の
佐々木朗希投手は被災地
同じ岩手の大船渡出身
二人の活躍が
被災地の方々に勇気と元気を
与えられるのだと思います
3月11日という
日本中が鎮魂の思いとなる日に
ある意味こんなお祭り騒ぎが
出来ているというのも
平和な日常を実感できる
一面なのかもしれません
人はいつまでも悲しみを
引きづっては生きていない
前を向いて一歩づつ歩き続ける
そんな事を実感させられます
とはいえ、これほどの多くの
犠牲をはらった大災害ですから
様々な調査結果の蓄積や
被災者の経験に基づく
今後の対策はかなり進んでいると
伺います
12年と言う時間は、
次に必ず起こると言われる
首都直下地震や
南海トラフに備えるために
相当な進歩があったそうです
にも関わらず、ある新聞の調査では
約80%の方が大地震の災害に
遭う事を想定しているものの
うち半数以上の方は
地域の避難訓練には
参加していないそうです
仮に
南海トラフ地震が
発生しても
東日本大震災ほどの
津波は静岡、和歌山、高知あたりの
太平洋側で大分には来ないなんて
思ってる県民が多く
地形的に見ればそうであっても
そう考えていて大丈夫でしょうか
ある調査では南海トラフは
東日本大震災の20倍クラスで
起こるとも言われています
東日本大震災であれほどの
犠牲をだしても意識としては
そんな感じで
「生きてるうちに来るのか」
「その時はその時だよ」
そんな言葉を耳にします
日頃から防災意識を高め、
夏冬の季節性、昼夜の
2つのパターンを想定した
防災訓練の必要性
近隣の高齢者が
自力で避難できるのか
家族以外の手助けも
必要な状態なのかを
知っておく必要があると思います
9月1日の防災の日はもちろん
1月17日の阪神大震災
3月11日の東日本大震災
いざという時の備えを
確認する日は
年に何回あってもいいと思います
油断せずに備える事です
では、今日はこれくらいで