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悪くなりそうな事案ほど早め早めの対応を

 

 

おんせん県おおいたで

旅行会社やっています

 

おおいたツーリストの中村です

今日もよろしくお願いします

 

 

今朝もすがすがしい

いい天気の日曜日です

今週はずっといい天気でした

 

 

 

そんな中、中高では入学式なども

行われたようで、話題になったのは

「ムサシノ学生服」

 

 

 

東京都内で多くの中高で

制服の取り扱いを行う会社だそうで

 

注文の制服が入学式に間に合わない

という事態が起きていたそうです

 

 

社長の謝罪会見を

ニュースで拝見しましたが

いまいちよくわかりません

 

 

・生徒の数が把握しきれなかった

 

・コロナで工場が一時休止した

 

・労基が厳しく残業ができなかった

 

 

社長は遅れてしまった理由を

いくつか挙げていましたが

 

 

謝罪会見の様子を見る限り

心からの謝罪という感じはなく

 

 

うちは精いっぱいやったけど

仕方なかった・・・みたいな

言い訳感がありありと見受けられ

確かにそうなのかもしれませんが

 

「あんなんでいいのか?」

私は、個人的にそう思ったのですが

 

 

経営トップのイメージの重要さを

あらためて感じた会見でした

 

 

 

ただ、「はれのひ事件」のような話と違い

世論もこれ以上は炎上せずに沈静化した

 

 

そんな感じがするので

一件落着となったのでしょう

 

 

 

この話、実はこうなりそうな事は

3月中からわかっていたそうで

 

 

「何とか回避しようと社内でも奮闘してた」

と、社長の会見でも釈明されてました

 

回避できていれば、大騒ぎにもならず

ニュースになることもありません

 

 

私にもこのあたりの心理は

思い当たるところはあります

 

 

最近は、そういったヒヤヒヤする

仕事はやらないようになりましたが

 

旅行の手配なんかやってると

結構若いころは多かった気がします

 

 

この話は、よくこのブログでも

取り上げるんですが、ちょうど8年前

 

 

JTB中部多治見支店の男性社員が

県立高校の遠足バスの

手配漏れを隠そうと

 

 

生徒を装い自殺をほのめかす

手紙を同校に送り

 

その男性元社員が偽計業務妨害の疑いで

逮捕される事件がありました

 

 

 

 

結果的にはこれほどの大騒ぎとなり

本人は懲戒免職後に逮捕され

 

 

所属上司二名も懲戒処分、会社は

旅行業法違反の疑いで立ち入り検査

 

 

世間的にはJTBの信用失墜につながる

もっとも悪いケースとなってしまいました

 

 

もし彼が学校に

「遠足を中止して」という

手紙を送るという手段ではなく

 

 

上司に相談し、

多くの協力者の力を得て

バスが揃えられていれば

回避できたこと

 

 

JTBの力をもってすればおそらく

可能だったのではないかと思います

 

 

このケースと

ムサシノ学生服の話を一緒にして

いいのかどうかわかりませんが

 

 

例えば、ギリギリになって届かない

という不安や世間的に大騒ぎになるは

避けられていたかもしれません

 

 

少なくとも

お互いにハラハラする

そういった事態は防げるかもしれません

 

 

悪い事案報告ほど

早め早めにして下さい

いい事の報告は事後でも構いません

 

 

と、会社員時代の上司に

言われていたことを思い出します

 

 

一人の力など所詮、知れています

 

今回の話は、改めて学びであり

私自身、

肝に銘じていることでもあります

 

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

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