実現なるか!おおいたを通る東九州新幹線
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
今日もよろしくお願いします
先日,
県は公式サイトにおいて
昨年11月に実施した
「東九州新幹線
整備推進期成会シンポジウム」
の動画とアンケートの集計結果を
公開しました
(大分県のサイトからお借りしています)
まずもって
東九州新幹線とは何ぞや
という方も多いかと思います
私も今回の記事を読んで
まぁまぁ理解した中の一人ですが
東九州新幹線は
全国新幹線鉄道整備法に基づく
基本計画の中の一路線であり
昭和48年の運輸省告示により
福岡県福岡市を起点とし
大分市附近、宮崎市附近を通り
鹿児島県鹿児島市を終点とする路線
というのが定義としてあるようです
(大分県のサイトからお借りしています)
現行、6時間半以上かかる
小倉から日豊本線経由の鹿児島までが
1時間48分になるというのですから
驚きの時間短縮です
では現段階で
どの程度の実現性があるのか
先ほども書いたように
東九州新幹線は
基本計画の中の一路線であり
国の優先度と建設条件を
満たした路線から、
整備計画が決定されて
そのうえで順次、整備新幹線に
格上げされる訳です
北海道新幹線や北陸新幹線も
現在建設中ですし
西九州新幹線についても、
佐賀県武雄温泉と長崎間で
今年9月23日の開業が
既に発表されています
となれば、
次の整備新幹線をどこの
基本計画路線から格上げさせるか
いま、そのタイミングで
国やJRに対して陳情、要望の
アピールが熱を帯びてきています
東九州新幹線のライバル?として
「四国中央新幹線」
「奥羽新幹線」「羽越新幹線」
「山陰新幹線」が上がっています
博多鹿児島間の九州新幹線が
開通して10年が経ち、コロナ前
2018年までは増加で推移
福岡、熊本、鹿児島の事業者
また地元経済効果も大きい事が
数字で表されているんだそう
しかし、この東側
大分、宮崎という話になると
人口減少が進む中
果たして推計事業費2兆7千億円と
いわれているこのローカル新幹線が
必要なのか?という議論もあるようで
各県ごとの費用負担割合も
あるんでしょうが
大分に比べ宮崎は
「そんなにかけてまで・・」と
いう感じなんだとか
県民性というのもあるんでしょうが
そんな凄い鉄道ひくよりも
毎年、災害で被害受けてる
在来線の復旧予算にしてよ
という感覚なのかもしれません
私自身もそれはよくわかります
熱心に国やJRに対して要望されている
県の関係者の方には水を差すようで
いささか申し訳ないけれども
正直、西九州新幹線の建設だって
元なんか取れるわけないと
佐賀、長崎県だって思ってるはずです
採算性を私が心配する必要は
ないのかもしれませんが…
地元の経済効果、また盛り上がり
観光県おおいたとして
新たな観光需要の拡大になるので
「通してもらえるものなら
通していただけるとありがたい」
くらいの感覚なのかなと
と、思ってしまいます、私は
この事業が次の世代にとって
財産なのか、負の遺産となるのか
そこんとこが、こういう大事業を
やるか、やらないかのもの差しに
なってくる気がします
それでは今日はこれくらいで