ポストコロナの観光業界を盛り上げたい!
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年3月10日(月)
2018号になります
今日もよろしくお願いします
先日、主要旅行社(43社)の
2024年12月度の取扱状況が発表されました
新型コロナが日本に入ってくる前の
2019年同月比で78,8%、23年比で101%
国内旅行は19年比85.3%、23年比90.9%
海外旅行は19年比68,4%%、23年比101%
総取扱額が19年同月を上回ったのは
このうち7社だそうです
インバウンド需要だの
オーバーツーリズムだの
観光需要が戻ってきたとはいえ
好調なのは宿泊とお土産などで
国内旅行業者はまだまだ
コロナ前の水準にも戻っていません
戻っていませんと言うと
この先、必ず戻ってくるみたいに
聞こえるかもしれませんが
団体旅行が減り
個人がネットで手配できる現在
しかもコロナで旅行の形態も
変化してしまった今では
この先コロナ前を超えるかどうか
わかりません
先日の福岡の商談会の際
福岡のバス会社さんと話すと
コロナによる乗務員不足から立ち直れず
昨年の乗務員の残業規制等での法改正
そして増え続けるインバウンド
とてもじゃないですが
問合せに対応できる状態ではないと
おっしゃっていました
毎日、フル稼働させようと思えば
まだあと少し受注できるところを
7~8割で止めておかないと
乗務員さんのお休みや体調不良
車両の万一の故障や事故など
いざと言う時の対応まで
考えて余裕をもってないと
とてもじゃないけど怖くて
そんな感じでした
ホテルも同様です
清掃が追い付かないので
稼働を7割程度に抑えている
なんていう話を聞きます
2020年から22年にかけての
コロナで観光業界を去った人たちは
戻ってきていません
旅行業界全体の売上を押し上げるのは
観光業に携わる人たちが
帰ってこない限り
当分、難しいと思います
おおいたツーリストとしては
得意のバス旅行の精度を上げ
需要の多い時期の仕入れにもっと
強くなっていく必要があると思っています
確実に局面が変わってきています
旅行以外の事業も考えていく必要も
あるのかもしれません
それでは今日はこれくらいで