ブログ

2か月経った全国旅行支援のその後とは

 

 

 

おんせん県おおいたで

旅行会社やっています

 

おおいたツーリストの中村です

今日もよろしくお願いします

 

 

国の観光需要喚起策

「全国旅行支援」

始まって2か月が経ちました

 

 

 

今月27日までの利用に

延長される事が発表になり

 

年末年始を除いて

引続き来月からも行われる事が

決まっていますが

 

年明けからの再開は

「感染状況を見ながら決める」

言いつつ、未だに発表はありません

 

 

感染者が増えてきている状況にあり

勇み足でまた叩かれでもしたら・・

そんな感じなんでしょうか

 

 

昨日、当社も遅ればせながら

11月分の申請手続きを行いました

10月分が無かったのでこれが初申請

 

申請マニュアルはあるものの

自らそれを読解しながらやるような

タイプではないので

 

もうすでに申請したことのある

知り合いの旅行社の方々に片っ端から

「ウチに来て教えて~」とせがみ

 

先週、市内のホテルで行われた

旅行業協会の勉強会でお会いした

 

以前の旅行会社やバス会社の

旅行部で営業所長をされている

元上司の方に指南してもらい

 

 

僅かばかりの件数なりに

てこずりながらやっと申請を

終わらせました

 

 

ただ、問題はこっから先で

見積書や請求書や契約書や領収書やら

 

 

実際にその旅行が本当に

行われているかどうかのチェックが

このあと来るんだそうで

 

その為の書類を予め用意しておくよう

言われています

 

 

全国旅行支援統一窓口というものがあり

そこが宿泊や日帰り旅行などの

関係書類などの確認するのですが

 

 

その提出書類の不備で審査が滞り

大手旅行社では数億円規模を

立て替えている所もあるそうです

 

今回の全国旅行支援は

旅行代金の総額から4割を

差し引いてお客様に請求するため

 

お客様からいただいている代金は

6割しか入ってないのです

 

仕入のための支払いを先にしているので

国からの入金が遅くなればなるほど

経営を圧迫しているような状態で

 

「支援策のはずだが、逆に旅行社の

経営を圧迫していて本末転倒だ」

などという声も聞かれます

 

その私にやり方のレクチャーを

して下さった元上司も

 

「急がないと、入金がどんどん

遅くなるからあとで大変になるよ」と

随分前から、何度も言われていました

 

 

まあ、ウチの場合は

件数も金額も少ないので

2~3か月遅れてもそれ程

影響はないのですが

 

 

中にはお客さんに頭を下げて

割引きせず全額支払ってもらい

 

国から補助金を支給された後に

割引分を返金しているという

旅行社もあるらしいです

 

 

 

 

旅行社の規模が大きくなればなるほど

経営を逼迫させる状況になってて

 

世間ではいい思いをしていると

思われている旅行業者が

実は結構な犠牲になっている状況

 

 

ヘタをすると

「つなぎ融資」を受けないと

 

本当に資金ショートする所がでてくる

可能性さえあります

 

 

 

あさって15日が11月1か月分の

申請締め切り日となっており

膨大な申請が全国から上がってくるはず

 

そこに

「旅行支援、国からの補助金支給に

大幅な遅れが発生している!」的な

ニュースが流れると

 

若干、審査を早め

支給ペースも今までより

上がってくるんじゃなかろうか?

 

なんて、甘い考えもありつつ

 

どこまでも、誰かに頼りながら

自分の頭では考えようとしない

他力本願の私なのであります

 

 

頑張れ!マスコミ

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

ページの先頭へ