14年ぶりにホーバーがやってきた
おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2023年8月26日(土)1460号
今日も宜しくお願いします
大分空港と大分市中心部を結ぶ
交通機関として来年度に就航する
水陸両用のホーバークラフトが
昨日、英国からの貨物船で
大分港に降ろされたという
ニュースがありました
40代くらいまでの方は
以前もあったホーバーフェリーを
ご存じだと思いますが
全国的には大分くらいにしかない
国内唯一の珍しい乗り物で
大量の空気を噴出して
宙に浮いた状態で海面を進み
最高時速は80キロ超で
大分空港と大分市を約30分で
結ぶ水陸両用の船
市内と空港を30分というのは
現行のこの間の交通手段
空港リムジンバスのエアライナーと
比べても約半分の時間です
十数年前に採算が取れず撤退した
この路線のこのホーバー
今回は県と第一交通産業さんが
運営に乗り出してるそう
どのくらいの料金で
一日の運航スケジュールが
どうなっているのかは
まだ発表されていませんが
採算性というよりも
国内唯一のホーバー路線ということで
話題にもなるし
インバウンド需要で
観光が活性化してきているので
わざわざ大分空港へ
降り立つ観光客需要というのも
以前のホーバーフェリー時代より
かなり多くなるのではないかと
思います
以前の西新地の
ホーバー基地ではJRへのアクセスも
良くなかったですが
今回建設される
新しい大分市内側ののりばは
西大分エリア
例えばホーバーを降りた後
バスやJRに乗り換えて
大分駅や別府駅に向かうにしても
各段に利便性はよくなるはずです
昔のタイプに乗っていた
私の印象では
海上を飛び跳ねるような
乗り心地の悪さと走行時の音
そして料金の高さがあり
海上の気象条件にも左右されやすい
そんな弱点が
どれほど解消されるんだろうか
そんなところも期待の気持ちで
待ちたいと思っています
今回、納入された1号機では
英国での検査時に
フィンの破損があったせいで
2か月ほど到着が
遅れたんだそうですが
これから、あと二隻の船体が
来年1月までに納入され
合計3隻体制になる予定だそう
大分空港の宇宙港構想では
アメリカ企業の破綻により
少し暗い影を落としている感じですが
もう一つの来年の目玉
この「ホーバー再就航」に期待し
勢いをつけてほしいもののです
今日は、これくらいで