ブログ

旅行サービス手配業という人たちを紹介

 

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です

 

 

2024年6月11日(火)

1748号になります

今日も宜しくお願いします

 

 

 

日々、見積書を作り

そのためにバスやホテルや食事施設や

 

 

 

そういった仕入れ先の施設さんに

空きを聞いて金額の交渉をしたり

 

 

最近は交渉をするという事は

あまりなくなってしまってますが

 

 

それでも直接手配するより

大手旅行社の在庫商品から

ホテルを予約したりすることもあるし

 

 

今でも時々、フロントさんにお願いして

仕入れしてもらうこともあります

 

 

 

「フロントさん?」

 

 

 

一般の方にはその存在があまり

知られてないですが、旅行業者に代わって

施設さんと交渉し予約してくれる

 

 

 

それが「フロント」

または「リザーブセンター」

と呼ばれる業者さんです

 

 

昭和40年代から始まり

昔は今のように交通事情や

通信や郵便事情が悪かったので

 

 

旅館が効率よく営業活動をするため

いくつかの施設が共同で立上げ

徐々に加盟施設を増やしていった

 

そんな経緯があります

 

 

 

 

 

たとえば北陸方面だったら

〇〇というフロントさんが強い

 

 

東北だったらどこが強い

みたいなのがあって

 

 

 

私が若い頃は東北5日間とか

6日間とか、お願いしたら即座に

モデルコースと使うホテルやバス

食事施設、それに金額などが送られてきて

 

 

よくわからないままに

その通りに提案してたことも

何度もあります

 

 

フロントさんにお願いするメリットは

各施設さんに直接連絡せずとも

まとめてすべて代行してして頂ける事

 

 

また、初めて使う施設さんでも

フロントさんとのパイプが強いので

信用面で安心できること

 

 

 

多少の無理も訊いてくれますから

見積が厳しい際は、施設側に食い下がって

交渉してくれたりします

 

 

キャンペーンの情報とか旬のものとか

そういうネタも提供してくれるので

 

 

 

今年の果物狩りはここがおすすめとか

何月だったら〇〇温泉はこのホテルが

お得になります

 

 

そんな情報を提供してくれます

 

 

しかも旅行会社からは手数料をとりません

送客した施設さんから、もしくは

施設さんからの年会費などで運営するので

旅行会社としては有難いのです

 

 

 

以前は特に免許も資格も必要なかった

業種ですが、今は各都道府県知事登録の

旅行サービス手配業が必要になりました

 

 

 

 

それもあり、コロナもありで

以前に比べてかなりフロントさんも

減ってきました

 

 

やっていたとしても、取り扱うホテルや

施設さんが少なくなりすぎてて

以前のような使い勝手はありません

 

 

 

優秀だったスタッフさんたちも

今はほとんど残っていません

 

 

 

今日も、いくつか仕入れをしていて

頼りになっていた「フロントさん」の

存在を、少し懐かしく思い出していました

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

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