子供時代の忌まわしい「坊主頭」の記憶
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
今日もよろしくお願いします
週末にいろいろやってて
散髪に行きたいと思いつつ
行けてなかったので
今日あたり朝一で行こうかななんて
思ったけど、月曜日はお休みが
多いんですよね・・・
基本的に
あまりお店を固定するのは嫌いで
特に話しかけられるのが嫌いなので
行くお店は気まぐれです
最近は随分と薄くなってきたので
間隔がどんどん開いてきています
床屋さんって割と
いい思い出ないんで
子供の頃、といっても
小二とか、その頃の話ですが
家の近くの床屋で普通に
いつも通り刈ってもらおうと行くと
そこの親父の悪ふざけで
いつの間にか丸坊主
にされた事があります
いわゆる「坊ちゃん刈り」という
襟足からサイドに掛けて刈上げて
眉毛の上でまっすぐに切りそろえる
それが主流で、
男の子はほぼみんなそうでした
今ならそんなふざけたオヤジ
問題になりそうなもんですが
私が子供のころなどは
その姿を見た親でも喜んでて
文句を言うどころか笑ってました
さあ、次の日
小学校に行くと、私の頭を見て
笑ったり、ザワザワしたり
もう、凄く恥ずかしくて
全校児童100人ちょっとの
小さな田舎の小学校でしたが
坊主頭は、1年から6年まで
周りには誰一人おらず
私たったひとりだけで
悪いことに、その日は全校朝礼があり
私も何を考えてか、頭を隠すべく
タオルを頭に巻いて列に並ぶという
今考えれば、よっぽどその方が
目立ってしまうだろう
といういでたちで
ちょうどこんな感じ
そしたら、朝礼で首藤先生と言う
おばちゃんの先生が、いきなり私に
「前に出てきなさい」と促し
もう、ほとんど涙目状態の私を
壇上にあげておもむろにタオルを取り
「こういう坊主頭はとてもさっぱりして
気持ちがよくて先生は好きです。
スポーツ少年団で野球をやってる子は
こういう頭がいいですよ!」
みたいな事をいう訳です
全体がクスクス笑ってる中で・・・
そんな一生立ち直れないような思いを
小学校低学年からやってりゃ
ちょっと変わった奴にもなるわな
そんな気がします
救われたのは、その後、徐々に
学校の男子が坊主になり始め
かなりの割合を占めたことです
図らずも坊主の先駆者となった訳です
私の頭を見て爆笑していた兄も
その後、間もなく坊主頭になりました
中学生になると、否応なしに男子は
坊主なので、早めに慣れるためにも
良かったんじゃないでしょうか
その後、絶対許せないと思っていた
床屋の親父が
「子供達の多くが坊主になったんで
時間がかからなくなって助かるわ」
と、アイスキャンデーを奢ってくれ
それで手打ちとなりましたが
その後しばらくして、
親父がバリカン買ってきて
私と兄は、玄関先で
親に刈られてた記憶があります
それでは、今日はこれくらいで