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代表者という重責を再確認させられました

 

 

大分で旅行会社をやっています

株式会社おおいたツーリストの

代表取締役 中村です

 

 

 

まぁ、言うても

私一人しかいない会社ですけど

 

 

それでも代表である事には

間違いありません

 

 

 

 

昨日は、知床観光船事故の

運行会社の社長が、事故後初めて

公に出てきて会見をやるというので

 

 

会社のパソコンで

ライブ配信を3時半から

見ていましたが

 

 

結局、始まったのが5時前で

帰宅してもまだやってたので

 

 

結局、移動中も含めて2時間くらい

観てしまってた感じになります

 

 

 

昨夜や今朝のニュースなどでも

ご覧になられてた方は多いでしょう

 

 

事故を起こした会社社長の

会見の対応や回答の一部を取り上げて

 

 

私があれこれ感想を言う必要は

ないと思っていますが

 

 

私が会見中、終始思っていたことは

 

 

もしこれが、当社が作成した旅行で

手配した交通機関の事故に関わらず

 

当社が謝罪会見を行わなければ

ならないような案件だった時

 

自分は世の中のこれだけの注目を浴び

ネットでは恐ろしい程のバッシングの中

この人くらい、喋れるだろうか

 

これだけの記者を前に

回答できるだろうか

 

たぶん、できないだろうな

 

 

そんな事を考えていました

 

 

 

 

 

例えば、

今ならもうそれ程の騒ぎにも

なり得ないのでしょうが

 

ちょうど、二年前の感染が広がり始め

緊急事態宣言が出ている中で

 

バスツアーを企画し

何十人というクラスターを

起こしたとしましょう

 

 

う~ん

だとしても、当社は受注型企画という

相手方に契約代表者がいて

 

その方が「やります」といえばやる訳で

 

しかも、

多数の感染者を出したくらいでは

昨日のような大きな会見には

おそれくならないでしょう

 

 

旅行会社は運行を依頼する訳で

事故があっても、直接事故について

責任を問われる訳じゃない

 

かなりの人災的要素と責任者の

パーソナリティーが重なって

 

昨日のような注目の会見に

結果的にしてしまった感じです

 

 

 

だとしても

いつ、どんな事案で

 

会社の代表としてあんなふうに

矢面にたって叩かれないとも限らない

 

 

そうなったら、おそらく

国交省、観光庁、県の担当者が

 

いろんな書類をひっくり返して

持って帰られて

 

 

毎日書いている

このブログなんかも

世間の格好の餌食になって

 

 

家族の事とかまで

いろいろ晒されて、特定されて

うわ~、なんか怖い

 

 

下手なこと起こす前に

早いとこ会社畳んだ方が

いいんじゃないかとか・・・

 

 

会見見ながらそんな事を

考えていました

 

 

一応普段から、当たり前のように

代表ですとか、社長ですって

名乗ってますが、これは大変重い事で

 

 

社会的に見れば全ての責任を

負わなくてはならない立場

 

 

ある意味、昨日の会見は

反面教師的役割を十分果たした

教材みたいなものでした

 

 

 

あれほど何度も土下座し

記者と落ち着いてやり取りして

 

遺族にもできる限りのことは

「やってやりたい」と答えるあたり

 

 

相当、肝が据わった

私のような小心者には

到底、真似できない方だと思います

 

 

謝罪の気持ちとか誠意とか

べらべら口にせずとも

 

人柄って周りは

解るんじゃないでしょうか

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

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