サル社会も女性トップの時代到来
大分で旅行業をやっています
おおいたツーリストの中村です
7月最終日にこんな話題で
いいのかわかりませんが
大分県内の小学1年生が
見学遠足で訪れる施設が
大分マリーンパレス水族館
「うみたまご」
そして国道10号線を挟んで
山側に歩くと
野生ニホンザルの餌付けで
有名な高崎山自然動物園が
あります
その高崎山で
県外の方にはほとんど知られて
いないニュースだと思いますが
大分で最近話題になっている
ニュースがありますので
今日はその話題を
B群の雌猿ヤケイ(9歳・人なら30歳)が
ボスザルや上位の雄ザルを押しのけ
B群(677匹)の群れの頂点にたった
雌猿がトップに立つのは
1953年の高崎山開園以来初めてで
B群(677匹)ボス的存在になった
調べてみると、この話には
人間社会にも似たような話があるようで
ヤケイは元々おとなしい母ザルだったが
2月頃にB群序列二位のマクレーンに
求愛されてから様子が変わり
3月にはB群の雌ザル1位だった
実母のビケイと親子喧嘩に勝利し
「雌頭(がしら)」の座を奪ったそう
他を威嚇するように歩いたり
木に登って枝を揺らしたり
徐々に雄のような行動になってきた
人間なら約100歳のB群のボス
ナンチュウ(推定31歳)も6月末、
ヤケイにかみつかれた子ザルを
助けようとしたところをねじ伏せられ
悲鳴を上げて逃げたんだという
30歳くらいの主婦が
言い寄って来た男の力を利用して
100くらいの爺さんをボコボコに
したというのだから
ロクなもんじゃない気がします
その後はずっとヤケイの方が
優位にある行動が続いているそう
高崎山では20年くらい前まで
A群、B群、C群の三つの群れが
あったものの
当時、1000頭ほどいたA群が
C群に敗れて20頭ほどになり
その後は餌場に姿を見せなくなった
現在、B群(677匹)、C群(362匹)が
ほぼ毎日餌場に姿を見せているが
年功序列社会での下克上は珍しく
特に雌が序列1位に就いた例はない
高崎山のスタッフは
「サル社会にも女性トップの時代が来た」
と歓迎しているという事だが
このヤケイという猿、個人的には
絶対、性格悪いと思う
人間社会人もいる、この手の
いけすかないおばさん
まあ、また近いうちに
新しいボスが誕生して
それがまた話題になるだろうし
それがまたお客さんを呼ぶ
高崎山の広報戦略なんだろう
この秋はヤケイ目当てに
昼間来てくださいってね
それでは、今日はこれくらいで