やっと辞める都議に「往生際の悪さ」を学ぶ
大分で旅行業やっています
おおいたツーリストの中村です
あまり他人の事をどうこう言えるほど
立派な生き方をしてる訳じゃないけど
人間なんて
どんなに稼ごうが、モテようが
仕事が出来ようが、できまいが
いい人も、悪い人も
いつかは死んで行くわけで
仏教の言葉で「往生」というのは
この世から去って、あの世へ渡り
あの世で誕生することを言うのだそうです
つまりこの世からは「死ぬ」事なんです
「往生際」は、その死に際
諦めなくてはならない状況での
態度や決断力の事を言い
俗に言う「往生際が悪い」というのは
その追い詰められた時や
諦めが必要な時に決
断力がなかったり思い切りが悪いこと
つまり「潔くなく、未練たらしい」のです
そう言う意味で言えば
ひさびさにここまで往生際の
悪い人を見た気がします
板橋区選出の木下都議
無免許を繰り返し検挙、起訴された
これだけ日本中から
やいのやいの言われ続け
体調が悪いだの何だのと
雲隠れし続けて、
結局、今夜このあと
辞職する会見を開くのだという
まあ、私なら
事が発覚したら翌日にも
「はい、やめます」
「はい、ごめんなさい」と言って
即刻、辞職すると思いますが
それは、私が潔いとか
そう言う話じゃなくて
私には到底、世間がこんな風に
自分の事を言ってると知りながら
生きていけるほど強くない
ある意味、この人の鈍感さなのか
面の皮の厚さというか
凄いな~、ちょっと羨ましいな
という域に達しているんじゃないか
みたいな気さえしてくる
恐らく、世の中の殆どは
私と同じで、しがみつくことより
早くこの状況から解放される事を
選択するはず
しかし、それでは凡人なんですよ
やはり、このくらい厚かましくないと
人々の記憶に残らないし
マスコミも追いかけてくれない
少なくとも無免許の辞めなかった都議
そのイメージでしばらくは皆さんの
頭の中に残るでしょう
兵庫の号泣議員
あれも酷かったけど、未だに顔は覚えてる
まあ、そのあと家族や親族に
多少迷惑かける事はあるでしょうが
営業していくうえで
旅行といえば・・・・
そこで思い出してもらえないようでは
やっぱりダメなんですよね
私なんか、あっさりしすぎて
淡泊すぎて、人の記憶に残らない
多少、身体がデカいので
普通よりは少し目につきやすい
かもしれないが、その程度
もう、この歳ですから
これからは少し
「往生際の悪い」生き方
くらいして行こうと思う
それでやっとこの都議の
一万分の一くらいか
それでは今日はこれくらいで